ふっこう割を利用して九州に行ってきました。
羽田から大分空港へ。
さすが温泉県、大分空港には足湯がありました
まずは少し南下して杵築市を見学しました。杵築市は城下町。
杵築城は昭和に再建されたものなので、ここでは当時からそのままの姿が残る「酢屋の坂」をメインに見学しました。
南北に武家屋敷、真ん中に商人街が広がっていた珍しい城下町。
それは、真ん中の低い土地が商人、南北の高台に武士が住んでいたから。
武家屋敷の名残りも残る住宅街から低地への長い下り坂、そしてまた武家屋敷の名残りのある住宅街への長い上り坂。
谷町の塩屋が酢屋をも繁盛させたからこの坂の名がついたとか。
また、杵築藩は教育も熱心で、当時の藩校の門が現在の小学校の門として利用されているそうです。
この藩校は武士の子どもだけでなく、平民の子も受け入れたそうです。
また、面白い下水マンホールの絵柄がありました。
カブトガニを手で包むようにしているデザイン。
これは、カブトガニを大切にする。ということなのだそうでが、興味深いのはカブトガニの方向の示す意味。
適当に向いているのではなく、頭の方向に下水が流れているということです。
ちなみに、こんなふうにマンホールに絵柄が描かれているのは下水のみ。
上水道マンホールは規則でそのようなことはできないのだそうです。
(つづく)