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通算第46話片麻痺だって自立を目指す!起業へ向かって⑬

カテゴリー「脳内出血病気から立ち直るまで】通算第46話
本日は
サブカテゴリー「片麻痺だって自立を目指す!起業へ向かって⑬」

「片麻痺の課題を解決する一歩の続き」です。


Paralymcup
変わった形だから便利です!歯ブラシは普通でOKです。

おはようございます。

脳血管障害でお困りの方元気を出しましょう。

片麻痺,歯磨き自助具,おなじみ脳卒中片麻痺良好生活倶楽部の原田太郎です。

神奈川県愛甲郡愛川町の朝雨です。

リハビリ病院や自宅での片麻痺の生活リハビリでの整容の歯磨きに関しての課題は

一番目の課題:練り歯磨きを歯ブラシにつける時歯ブラシが不安定で動く落ちる拾う又落ちるの繰り返し,イライラ感は募る。

二番目の課題:いざ,うがいをすると麻痺により誤って気管支にうがいの水を飲み込み,むせこむ、これが半端なムセコミじゃないんですよ。

三番目の課題:極めつけは麻痺側の口元は感覚がないから,だらだらと水がこぼれ衣服を濡らす。
感覚がないから仕方ないのですが直ぐに衣服を着替えるようなんですよね。

それでは回想録に参りましょう。

「課題解決十歩課題1・2・3の同時解決に向かって」
陶器によるプロトタイプが出来ました。
いよいよ「シリコン注型による試作」

「変わった形にも大きな理由がある」です。

東京北区にある試作会社S社に何度も出向き設計担当者と打ち合わせをしました。

こちらは見本を持参したのでこちらの意向や思いが十分伝わっていると
勝手に思っていたのですがあにはからんや試作第1号はこちらの見込みとは違うものが出来てきました。

原因はこちらが発注の仕方がアバウトであり、こんな様なものを創ってくださいといっていたので寸法も指示していないし、相手はプロだからこちらの意向や思いを汲み取ってくれるだろうという製作依頼の基本中の基本を踏んでいなかったという事でした。

試作会社にしてみれば言われたとおりにシリコン注型での製作であり何の落ち度も無いわけです。

こちらは設計のセの字も知らないド素人相手にしてみれば迷惑な話です。
知らない世界に飛び込むということはこういうことだと思い知らされましたが
「知らない事経験した事の無い事はこれから経験すればよい学習すればよい」というのが原田太郎の考えです。踏ん張りました。

あるとき試作会社の開発部長が「原田さんあんたのような懲りない奴食いついて食いついてくるのは初めてだといわれました。

ハイコレが私の信条です。とありがたく褒め言葉だと自分に都合のよいほうに受け止めました。

大抵の人はココにたどり着く前に何度かの試作の途中であきらめるんだそうです。

そりゃ~ですね、開発部長に会うたびごとにボロカス言われましたからね。
それを原田太郎は叱咤激励と受け取ったわけです。
持ち前の闘争心をあおってくれた事になるんです。

原田太郎ってやはりかわってるんでしょうかね~?

数回の試作を重ねる事でおおよそ満足のいくコップが出来ました。
設計会社の設計担当が良かれと思って少し歯ブラシの首を固定するYの字部分突起を作り変更してくれた部分があったのですが片麻痺者が片手で使用するには突起が無いほうがよくて元に戻したり変更などもしました。

使い勝手が良いかが重要なんです。

即ち、機能性が高い事が第一義で見た目のデザインは第二義的についてくるものだろうと思ったわけです。

日本ではえてして先ずはデザインありきで機能性は後回しになることが多いのです。
福祉用具自助具にあっては機能性を最優先させるべきだと使用者側の原田太郎のこの思いは今でも変わっていません。

福祉用具自助具を扱う世界では売れるかどうかを市場原理を一義的に考える発言が多いのですが福祉の用具・道具・自助具にあっては使用者目線を最優先させるべきだと思っています。

(明日は「試作品のモニター」に続きます)

ブログ創刊2005年11月,もう一度脳内出血発症当時に立ち返り
自分を振り返り第一話2009年2月15日よりあらためてスタート自分を見直しています。

サブカテゴリー「リハビリ看護における患者の気持ち」第1話~31話
サブカテゴリー「片麻痺だって自立を目指す!起業へ向かって」第32話~執筆中

さて今日の現実に戻って片麻痺なんかに負けないで
一つの動作でも自分で出来るように
無理せず日々コツコツと一つ上の生活リハビリを頑張りましょう。

心と身体のバランスが大切です。
健康維持の為には「食べる事が生きること」です。
美味しく食べる為には口腔ケアを疎かにできませんね。

歯磨きはしっかり続けましょう。
私達片麻痺にとっては口腔内の清潔を保つ事です。
麻痺した口腔内には雑菌が繁殖しやすいのでまずは歯を磨きをこまめにしましょう。



【ブログポリシー】
■前立腺ガン全摘出の経過発信と片麻痺に関する元気情報の執筆を心がけます。
■守秘義務がある情報は一切執筆いたしません。

【編集後記】
またまた我が老車がアイドリング駐車中の1・2分の間に突然エンジンストップです。
シフトをP位置に戻してスタートキーをまわすとかかりました。
先日アクセルの電気系統指示の部品を交換したばかりでした。
走行中やトンネル内や踏切で突然のエンストは大事故につながり命に関わります。
過去に高速道路走行中に突然のエンジン停止で結果としてエンジン交換の経験があります。
アクセル系統,カムクランクなどに問題があるのかはっきりディーラーでも高み切れていません。
今回はカムクランクのセンサー部品を代替交換してテスト走行することにしています。
人で言えばディーラーに入院せず通院治療修理、経過観察です。
コンピューター制御になると何かと不便な事がありますね~

し~ゆ~


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