CHOCOLATE☆PAKUPAKU

チョコレートと本が大好きな私の、右往左往する日々やぴかっと閃いた思いを綴る現実逃避満載な記録です。

香君の上巻読了の日

2023年04月17日 | 読書


久しぶりに図書館へ。しばらく改装中だったのもあり、ホントに久しぶり。
息子は行かないとのことで(←もっと本を読んで欲しいのに!)娘と2人で行ってきた。3年生の娘が今回ツボっていたのは目の錯覚の本と名前占いの本。女子だぁ。
ドラマがお休みの期間なので夜は読書タイム。この表紙めっちゃ綺麗。今の時期に手に取りたくなる華やかさ。香君のヨミはコウクンで、かおるきみでは無かったし、源氏でもなく、何日かかけて読んでいると苦手なカタカナの名前がいっぱい出てくるので何度もページを戻って確認することはあったけど、やっぱり上橋さんの本はドキドキわくわくしておもしろかった。ファンタジーなのに今生きてるこの世界にも通じるところがあるように感じて、考えさせられた。下巻でどうなるのか楽しみ。貸出中だったからセットで借りれなかったのだーすごい深読みすると全部のニュースが怪しく思える今日このごろ。生活を豊かにするものって、一旦取り入れてしまうと無くなった時のダメージが大きいから、慎重に選ばないといけない。
TVが壊れてしまい、外付けのHDDのデータも取り出せなくなりました。私的保存版データもあったのに。泣ける。


ソーニャの日

2023年04月05日 | 読書
春休みに子ども達とドラえもんの映画を見に行った。めちゃくちゃ良かった。
ストーリーもいいうえに、ゲスト声優をしているメンバーがいるキンプリの今の状況と、映画の様々なシーンが重なって泣けてきた。この時期にこの内容は考えちゃうわ。ピンチの時にチームドラえもんが助けに来てくれるド定番のシーンでも涙。赤い帽子のドラえもんを筆頭に、残されてひとりで耐える黒い子をチームみんなで助けに入る絵面に色々と考えてしまい泣けてしまった。子供達には想像力豊かすぎでしょ…と引かれたけど、数日前にメンバーカラーの衣装着て歌ってたのを見たから思い出しちゃったのよ。
戻るべきところに戻るのよね、というセリフも素敵で印象に残った。
現実のニュースとか歌番組で泣くことは無かったのに映画館の音響とか大画面で私の涙のブレーキは壊れました。
そんな感じで泣く母に、娘はおかまいなしにポップコーンを勧めてきた。今じゃない…
終わった後、娘も面白かったー何回も見たいからDVD買って!と満足気。
息子も終わった後は面白かった!と言っていたけど、行く時はあまり乗り気じゃなかったので、今回で映画ドラえもんは卒業の予感。小学校卒業とともにドラえもんも卒業かな。





カゲロボ読了の日

2021年08月01日 | 読書
『カゲロボ』木皿泉
世にも奇妙な物語、みたいな短編だと思っていたが最後まで読んで色々納得。
大地震でショックを受けた主人公に、担当の作家の先生が言った言葉が素敵だった。「いつも針と糸を持ち歩いて、破れたところをみつけたら、とにかく縫うの。それが私たちの仕事。」
子供達には…ちょっと難しいかな。




ダンデライオンの日

2021年07月31日 | 読書



乙一の別名義、中田永一著「ダンデライオン」を読み終えた。意識だけが子供の頃の11歳の自分と入れ変わるんだけど、息子と同じくらいだなぁと思いながら読んだ。犯人は限られた登場人物だから、すぐに目星がつくけど、話の展開がドキドキして、色々と最後に繋がって、面白かった。映画用に書いたけど結局映画化されずに小説になったとのことだけど、中身は大人外見は11歳、コナンみたいで見たかったなー。

5年生の教科書に重松清さんがガッツリ載っているのに気づいて、息子におすすめする本のレベルをちょっと上げなきゃなと思った。夏休み用に何冊か借りてきてあげたけんだど、ヒットせず。もう少し高学年向けのヤツを…でも飽きずに最後まで読めるような。ムズイ。

あの子の秘密の日

2021年04月18日 | 読書
忙しかったぁ…前ならもっと手際良くこなせただろうと思うのになぁ。春は、ウキウキする一方でなんかやること多くてしんどいわー
今日はスイミング送迎担当だったので、待ち時間に車で読書。新学期で子供達の友人関係を心配していたこともあり、今日読んだ本はとても刺さった。
村上雅郁著『あの子の秘密』。物語の最後も良かったけど、弱った心にあとがきが沁みてまた泣けてしまった。作者のあとがきで泣けたの初かも。あと、このタイトルと装丁じゃなかったら手に取らなかったと思う。なんか気になって。
主人公は6年生の女の子。ファンタジー?ホラー?入り口が面白くて、登場人物も個性的で、土曜日夜のドラマみたい。読んでいて絵が浮かぶ。
素敵な本だったので記録に残しておきます。





アトリと五人の王を読んだ日

2021年01月24日 | 読書
読み終えました。
『アトリと五人の王』菅野雪虫
あらすじコピー
辺境の国“東琴”の姫君・アトリは厄介払いとして、九歳にして病を得た王のもとに嫁がされる。それを皮切りに、五人の王に嫁ぐ不思議な運命をたどることに。聡明な「少年王」、粗暴な「盗賊王」、厳格な「真の王」、そして…。従者のエンジとともに国を渡り歩き、それぞれの王から黒の指輪を授かるたび、アトリは優しく、賢く成長してゆく。内気なひとりの少女が人々の希望になる物語。

私の中で菅野さん祭り中なので、こちらをチョイス。ラノベっぽい?文章も綺麗でお話も読みやすくて好き系でした。どんな展開になるのか想像はできるんだけど、ワクワクしながら読めた。主人公は受け身の女の子。スタート時9歳。結婚について考えさせられる場面もでてきて、児童書だけど大人も思うところありでした。
「女の子が幸せになるのに必要なものは、知識と常識と愛情だよ」ここに全てが詰まっている。






チポロ読了の日

2020年11月29日 | 読書
娘のスイミングの送り迎え担当になり、車で待機しなきゃいけなくて、久々に読書再開。
菅野雪虫著「チポロ」
図書館の児童開架で見つけて手にとると、装丁からワクワクする感じ読み出しても面白くてページが進むので、待機時間があっと言う間でした。アイヌの神話をもとにした、冒険物語。冒頭での主人公チポロは9歳、物語が進むと12歳に成長。(子供達に本を勧める時に、自分と同じくらいの年だと興味をもってくれるかなーと思うので、メモ。)カタカナの名前が覚えづらいけど、情景が目に浮かぶようなお話でとっても読みやすくて、息子にも薦めたいなぁと思いました。

ガソリン生活の日

2017年01月31日 | 読書
伊坂幸太郎『ガソリン生活』読了!車の名前がたくさん出てくる本だった。生意気で可愛い小学生、後悔のあるパパラッチ、何もとらない侵入者、いじめっ子のヤサイトリオ。
電車の中でボンヤリ読んでいると、さらっと書いてあるところが伏線だったり後からポイントになったりするから集中が大事だと思う。


お母さんこの本好きだわ

2013年07月01日 | 読書
『おおきくなったら』
ふくだとしお/ふくだあきこ
絵がすっきりはっきりあったかい感じで好き。今調べたらaccototoという名前でも絵本がたくさんあるようなのでこれからさがします!どこかで見たことある絵なんだけど、思い出せない…小児科の壁画?図書館の絵本コーナーで表紙が見えるように置いてあったので有名な本なのかも。ビビビと来ました。司書さんありがとう!


『よるくま』酒井駒子
創造どおり可愛すぎる…今のムスコにはあんまりウケなかったけど。ハハはメロメロになった。買うか・・・


『ぼくおかあさんのこと』酒井駒子
ダメダメなママでごめんよ。これはママ向け?男の子が主人公のキュンとする絵本、なかなか出会えないから貴重!疲れたママに贈りたい一品。


『ピヨピヨスーパーマーケット』工藤ノリコ
登場動物さんがかわいい。男の子でも楽しめるお買い物の本を探してたんだけど、ストーリーはまだ良くわかってないみたいなのに、目が釘付けになっていた。ハハはとても楽しく読んだ。マンガみたい!しゅんとしたひよこ達がめっちゃかわいい。あめちゃん1本。



読書記録の比

2013年07月01日 | 読書
池井戸潤『下町ロケット』
取引先大企業「来月末までで取引終了にしてくれ」メインバンク「そもそも会社の存続が無理」ライバル大手企業「特許侵害で訴えたら、…どれだけ耐えられる?」帝国重工「子会社にしてしまえば技術も特許も自由に使える」-佃製作所、まさに崖っプチ。
なんとなく先が読めるような展開かもしれないけど、私は好きだ!みんなで団結して仕事ができてスカッと終わって気分良く読めた!


有川浩『空の中』
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とはーすべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント。
久々にちゃんとSFを読んだ気分です。図書館戦争でぐっときていた有川熱。少しクールダウンできた。


『やなりいなり』畠中恵
身体は弱いが知恵に溢れる若だんなが大忙し。頼れるようでどこかズレてる妖たちも仰天するほど千客万来。
久しぶりのしゃばけ。どこまで読んだか思い出せず。やっぱりおもしろい。シリーズ第十弾ですって。全部読めてるかな・・・?(どうも飛んでる)


『くちびるに歌を』中田永一
拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていたー。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。
ベタなお話っぽくて、でも乙一の仕掛けが最後に!!良かったー!いい話だー!


『吉祥寺の朝比奈くん』中田永一
彼女の名前は、上から読んでも下から読んでも、山田真野。吉祥寺の喫茶店に勤める細身で美人の彼女に会いたくて、僕はその店に通い詰めていた。とあるきっかけで仲良くなることに成功したものの、彼女には何か背景がありそうだ…。愛の永続性を祈る心情の瑞々しさが胸を打つ表題作など、せつない五つの恋愛模様を収録。
伏線が・・・ラストが・・・さすが。



ムスコ沖縄旅行対策本

2013年07月01日 | 読書
『うみだよざっぶーん』こわせたまみ/秋里信子
プールに憧れがあるムスコに「海」でも泳げるんだよっていうのを教えたくて見つけた絵本。プールや海はオムツの子は入れないんだよと教えたら、トイレトレニーングを頑張ってくれた。サメの登場するページが怖いらしく、早くめくろうとするのが見ていて面白い。


『ひこうじょうのじどうしゃ』山本忠敬
初めて飛行機に乗るムスコが飛行場を満喫できるようにと思って図書館で借りたけど、読みこむ時間がなくて・・・旅行から帰ってきてから楽しんだ本。すごいマニアックで大人でも面白い。若干古いけど。



お花の雨が降る日

2013年03月13日 | 読書
『くまのがっこう ジャッキーとケイティ』のDVDを見た。
ムスコも気に入ったようで「あたらしいのくまさんのみる~」と言って催促してくる。とってもかわいい映像。主題歌を歌っているコトリンゴさんという人の声、好き!聞いたことあるような...と思っていたら、さっき解決!meijiの赤ちゃんからおじいちゃんまでのCMの歌の声だった。
Eテレで朝だけやっている『ルル アンド ロロ』もくまのがっこうが原作なんだけど、とってもかわいい。録画して歯磨きタイムに流すと、いい感じで口を開けてくれる。



読書記録まとめての日

2013年03月09日 | 読書
最近の読書記録です。面白かった。梨木果歩がやっぱり好き。
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商品がありません。最後のお話で泣いた。白乙一。そういえば、別名で色々本を出していると後書きに書いてあった。久しぶりに本出したわけではないのだな。


読書記録の日

2012年11月18日 | 読書
伊坂 幸太郎『PK』
そして、子供たちは目を輝かせる。「PK」「超人」「密使」からなる“未来三部作”。こだわりとたくらみに満ちた三中篇を貫く、伊坂幸太郎が見ている未来とは——。 その決断が未来を変える。連鎖して、三つの世界を変動させる。 ●今から思えば、試されていたのかもしれない——PK ●君も闘っているのか? 俺たちは楽じゃない——超人 ●世界を救うのに、誰かが蔑ろにされるなんて——密使
読んだ後にあれ?ってことが多くて色々考えた。考えれば考えるほど面白くなった。誰か答えをください。今年一番面白かった。読み終えて、もう一度ページをめくりたくなる本ってなかなか出会わないから。
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瀧羽 麻子『左京区七夕通東入ル』
「たっくんて呼んでいい?」京都での学生生活も四年目を迎えた七夕の夜、わたしはたっくんと出会った。文学部のわたしにとって、理学部数学科のたっくんは謎に満ちていて、彼が暮らす学生寮の友人たちもどこかキテレツな理系男子ばかり。ゆかいな彼らに囲まれて送るキャンパスライフは不可思議でにぎやかだけれど、たっくんとの距離はなかなか縮まらない。やがてたっくんを夢中にさせている恋敵がわたしの前に現れ—。かけがえのない学生時代と仲間たち、ゆるやかに育まれる等身大の恋。甘酸っぱい恋の記憶を呼びさます、たまらなくキュートな青春恋愛長編。
タイトルが素敵だったので読んでみた。あぁ・・・。私がもう忘れかけているものがいっぱい。京都、いいなぁ。続編の『左京区恋月橋渡ル』も読んだ。斎王、素敵だ。まぶしい。京都、行きたい。
図書館の、今日帰ってきた本のコーナーで出会った一冊です。出会いに感謝。
商品がありません。

島本理生『アンダスタンド・メイビー 上・下』
少女は踏み込んだ、愛と破壊の世界へ。「どうか私だけの神様になって」ファインダーを通して見ていたのは誰の秘密なのか。
暗いだろうって予想が付くのに、やっぱり読んでしまった。電車通勤中の読書タイム、電車降りる度にため息が出る日がつづいた。文章が好きなのと、なんか主人公に感情移入しやすいみたい。おいおい、って思いながらも気持ちが分かる気がする。最後、ベタかもだけど、希望がある終わり方で良かった。人には気軽に薦められないけど、嫌いじゃない本だなと思った。
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