goo blog サービス終了のお知らせ 

ちょこの昭和探索

Instagram▶︎まちの昭和探し人
✨自己紹介✨の記事を読んでいただけると嬉しいです🙇‍♀️

372 純喫茶カトレヤ 高知⚫︎四万十

2025-03-28 21:05:00 | 🍭高知県の喫茶店
Googleのストリートビューでは、お店の正面がギリギリ見えない、ヤキモキしながら、店はあるのだろうか...?
もしかしてすでに廃業しているのではないだろうか...と心臓がドッドッと音を立てながら、いざお店の前に。

..........!!!やった!営業中の札が!!!
しかし、なんか珍しい札だぞ!


個人的に四万十市で1番の純喫茶。いや、高知で1番素敵だと思った喫茶店はここだ。
間違いなく、高知いちの純喫茶だ。

ママは非常に「純喫茶のママ」の雰囲気を醸し出している方だった。言語化が難しい。

聞けば創業は昭和42年(1967)年。
こりゃあたまげた!!!

以下、素敵な純喫茶カトレヤの写真をご覧ください。

このような純喫茶では、ホットonlyなのはもう慣れっこ。ていうか、ホットじゃないと気分が悪くなるくらいにホットが似合う空間なの。






丁寧に障子が貼られた壁や仕切りは日本らしさ、古の美を感じる。


お会計の頃にはカウンターの常連さんはコーヒーブレイクを終えていたので、ここも撮影させていただいた。
「純喫茶の顔」とも言えるカウンター、やはり美しい...。




カウンターよりも素敵なのはこの外観。THE・美しき木造建築の純喫茶。好きだ。

営業中の札のそばのガラス、昭和型板ガラスだ。美しや.....






秒速でこのドアに恋してしまったよ...
ストリートビューではドアまで伺えなかったから。(先に述べたように、お店があるのかどうかも不安だったので)
重圧感のある木の枠のドアが素晴らしい。



これだよこれ!珍しい営業中の札。
なんて書いてあったかなぁ、、、。わかる方コメントよろしく。


ママさんはいけばなも教えてる(た)のかな。そこまでお聞きする時間はなかった。

きました。「純喫茶」表記の看板。
ここを純喫茶と呼ばずして、どこを純喫茶と呼ぶ...?
このサイズの純喫茶で専用駐車場完備は田舎ではありがたい。


側面の「珈琲専門店」の通り、メニューはコーヒーのみ。

以上、高知No.の純喫茶、カトレヤでした。
コスモに続いてステキな喫茶店だったなぁ。

2022年8月3日訪問





371 カフェ・テラスコスモ 高知⚫︎土佐清水

2025-03-20 15:52:00 | 🍭高知県の喫茶店
かなり前の記事から書いている、残念な出来事とは、喫茶プラムに振られたことだ。
いや、振られたいうのは言葉が間違っている。残念ながら廃業されていた。1年遅かったのだ。ここのために高知!土佐清水まで来たって言っても過言ではない。
しかし上手く立ち直り、
いや〜見つけましたよ超好みな喫茶店。まぁ事前にチェックしていたのだが。
前日の夕方にはもう営業終了していたのよね。

こんなに素敵な喫茶店のある土佐清水はすごい。
数年前に銭湯からの出火の影響で、閉店してしまった2階にあった「喫茶モカ」といい惜しくも間に合わなかった喫茶店含め土佐清水は私好みのまちだ。

話はコスモに戻って、
ここはおそらく我々のような喫茶巡ラーは誰もいったことがないのでは?(圧)

ウッディな喫茶店らしさとスナックのようなアダルトな感じが上手く調和された喫茶店だった。今まで出会ったことのないような。
こういう外観からあまり古さを感じない喫茶店で店主に創業年を訊ねるときが1番緊張。だって、「20年くらいです」と言われたら絶妙に「えー!!!古いですね!」と胸を張って言えないでしょ。

ちなみにコスモは大当たりだった、
創業から37.8年だそう!




カラフルな模様の袋のシュガーにときめいて。








100点満点の喫茶店カウンター。






ある意味シンプルな、それこそ個人宅のお部屋にありそうな、でも絶対に無いモダンな照明にドキドキ。

外からも中からも様子が伺えないようになっている素敵なドア









この外観に一目惚れした。
この渋さで「カフェテラス」なのがまたいいよね。




残念ながらマッチはなかった。

田舎の喫茶店でマッチを訊ねると、「こないだまであったんだけどね〜」的なことを言われるんだけど、それはきっと故意についたのではない嘘で、本当はずっと前からないのだと思う(笑)喫茶店の店主にとっては、こないだ=ずっと昔のことなのよ(笑)

デザインはこの看板と同じだったのかな?ならば最高だ!

2022年8月3日訪問






ホテル足摺園 高知⚫︎土佐清水

2025-03-20 12:13:00 | 🏨ホテル•旅館
土佐清水の喫茶店巡りをするために、なんともレトロなホテル足摺園に宿泊。

足摺には昭和なホテルがいっぱい。
隣では懐かしい響きのユースホステルも営業している。



夕食はやはり、土佐清水。ゴーカだ。
お刺身にはラップがかけられていたけど、それほど時間は経っていないようで、おいしかった。他にも少し冷めているものもあったけど、普通に美味しい。




このフルーツ盛りのポコポコしたお皿がレトロでかわいくて別撮り。


朝食も安心の美味しさ。


夕食と朝食をいただくレストランのドアがレトロすぎてパシャリ。そもそもこのホテル自体が全体的にレトロレトロで素敵。




書体が!昭和ね。



ラウンジもあるのが昭和のホテルの証。


ラウンジの扉は新しめかー。


できればもうちょっと上の階が良かった、というのが正直な感想。オーシャンビューではあるけど。











奥には「喫茶はまゆう」があり(喫茶室があるのも昭和なホテルね...)、大変利用したかったのだが、おっちゃん客が2名いらしたので、遠くから写真を撮って利用はせず。





ホテル名の色褪せた赤色の看板がレトロすぎで素敵なのよ...外観の写真を撮ってたらオーナー?のおっちゃんが出てきてホテルの歴史をいろいろ教えてもらった。
このすぐ裏にもみさきホテルというかなり大規模なホテルがあったけど残念ながら数年前に解体されたんだって。


真夏で快晴の日。これから喫茶店巡り♪なんだけど、このあとひとつ前の記事でも書いた、かなりショッキングな出来事に遭う。


足摺園の駐車場から「なんかいいかんじ」の写真。



2022年8月2日宿泊








370 アート画廊21世紀 高知⚫︎土佐清水

2025-03-04 21:45:36 | 🍭高知県の喫茶店
今回の高知旅行で最も楽しみにしていたのは土佐清水だった。
その理由はもちろん、私の感性に激刺さりな1軒の喫茶店のため。
しかし、その喫茶店が楽しみすぎて、逆に土佐清水に上陸してから1発目に入店するのはなんだか気分じゃなくて、夕方だったし翌朝にしよう、と気が変わったのだ。そしてこちらの喫茶店へ。

ここ21世紀を出てからあまりの残念な展開にショックを受けることになるとは、この時思ってもみなかった.....。
——————————

営業中のようで、早速入店。
穏やかそうなマスターとママが営む喫茶店だと最初は思っていた。
いろいろお店の歴史(創業から40年経つそう)を聞いているうちに、話の内容がママの愚痴に変わっていったのは今ではいい思い出(笑)
愚痴を聞くのには慣れている。慣れちゃいけないんだけどね(笑)

ソーダ水。少し口をつけたあとの写真だ…
今は写真はないけど、店内はマスターが書いた絵でいっぱい。マスターの絵のタッチがなかなか個性的で良かった。絵のことにはあまり詳しくはわからないけれど、個性的でひとつとして同じ絵はないよね。(あたりまえだけど)同じ絵は2度と書けないよね。そういう意味でも芸術と喫茶店には通ずる部分があるなぁ。

かっこいい看板だ。





2022年8月2日訪問













369 純喫茶田園 高知⚫︎高岡郡四万十町

2025-03-02 20:26:34 | 🍭高知県の喫茶店
そういえば、ブログを開設して気づけばもう805日。800日超えてました。なんかおめでとう。自分。受験勉強中約1年間のブランクがあったとはいえ、ここまでなにかを続けることができている自分に感動している。もちろん毎日投稿じゃないし、正直ブログ書くのめんどくさいし。でもなんだかんだで続けてれてます。

あと、昨日大垣駅で降りてびっくり。高校、卒業式やったんやな。

ん…?現高校1年生って、2008年生まれと2009年生まれなのか…。そうか。ということは、この春高校1年生になる一部には2010年生まれもいるのか。2010年ってそんな昔に感じないけど。早いねぇ…..。高校生に何年生まれ?と聞くと2010年と返ってくることもあるのか。こりゃまぁびっくりだ。
こんな小さなことに驚きまくる春から大学2回生でございます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


さてさて、本日の記事からは、もうすぐ3年前になろうとしている、高知喫茶旅行編の始まりです。
何かと喫茶店巡りがうまくいかずに拗ねまくった2泊3日間の旅だった。
今までで1番うまくいかなかった宿泊を伴った喫茶旅行だったかも…(笑)
それでもいくつかはこのブログでは伝えきれないほどすばらしいお店もあって、価値はあったと思う。

ーーーーーーーーーー


いざ高知へ!!!


実は、この一角だけで香ばしい喫茶店が何軒もある喫茶店地帯。というのもここ窪川は昔は大層賑わっていたエリア。合併の影響を受けて四万十町となった。

田園、向かいに淳、ジュピター、ゆたか、そして田園の隣にはレトロかわいい田辺ベーカリーとパン屋も。

その中で最初に入ったのが田園。最高のスタートを切った。向かいの淳は定休日だった
アイスティーとサンドイッチをいただく。
ボリューミーでお腹を満たしてくれた。



THE夏真っ最中なのに、アイスティーを飲んでいると秋のおとずれを感じる気がしたのはなぜだろう。
すりガラスがすばらしい。そしてママはお花が好きらしい。





シャンデリア。ふわりと暖かな光を放つ。



カウンター。圧巻だ。



床のタイル。これまたすばらしい。

ドアもすごく好み。昭和45年からお店をやっているそう。納得の佇まい。




おおらかなママの人柄がいい意味で高知へのイメージをひっくり返した。すごく落ち着ける喫茶店だった。
やはりいいお店とは店主の人柄だ。これは喫茶店に限った話ではない。そう言えるのは経験から。


2022年8月2日訪問