津ってあまり純喫茶ないなぁ...と調べているときは思っていた。
しかし、前回のサンモリッツに次ぎ、正田。
なんだ十分魅力的じゃあないか。
喫茶店がたくさん残っている街も好きだけれど、やっぱり"魅力的"な喫茶店が数軒ある街の方が好きだと気付かされた...
ちなみに訪問するまで、正田を"まさた"と呼んでいたのはヒミツの話...(笑)
母撮影と私撮影が混じってます
ドアの字が消えかかっているのがまた良い...
お店のマッチのデザインは3種類あって、
各1つずつ計3つを大切にしまわれていた。
そのうちの1種類、もう世界に1つしかないマッチをいただきました...ママさんありがとうございます。
2021年3月13日訪問
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三重ふるさと新聞で閉店されたと知り、大変ショックを受けていますが、ここまで続けてこられたマスターとママさん、お疲れ様でした。
本当に51年間お疲れ様でした。
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追)今日で気持ちの整理だ。
実はこの日、津の正田か四日市にあるパーラーイトウでどちらに行くかの選択を迫られていた。というのも、鳥羽にある、まるさんというレトロなホテルに宿泊したいという思いでいっぱいだったのと(あとはなぜかまるさんが閉業することを今では疑問に思うほど極端に恐れていた)ため、鳥羽まで行くことを考えると四日市は距離的にも厳しかったが、あの時母に無理を言ってでも四日市のイトウに行きたい!ともっともっとお願いしていれば…まさかイトウが約半年後に閉業してしまうなんてこの時はも思っていなかったから。
イトウを今でも引きずっている。たった一軒にバカみたいだと思われるかもしれないけど、あの時正田を選んでなければ…どうなっていただろう。イトウに入店できていた。
だけど、あの時正田を選んだから、大切にされているマッチをいただけた。そして正田も2023年に幕を下ろした。どちらも閉業してしまった今だからこそ言えることなのかもしれない。あの時イトウを選んで四日市に行っていれば…なんてもう思わない自分になる。世の中には、生きていれば割り切らなければ断ち切らなければいけない思いをすることもある。やっぱり私はバカやねずっと忘れられない。2025.3.2