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ちょこの昭和探索

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377 喫茶花偲 高知⚫︎高知

2025-04-15 21:45:00 | 🍭高知県の喫茶店
店名なんと読むでしょう?(突然のクイズ)
①はなし ②はなふさ ③はなおもい


高知は喫茶王国だというのに、肝心の高知「市」の喫茶店はたったの2軒...(泣)

しばらく休みますのちいちゃな紙が貼られてあったり、受動喫煙防止法の影響だったり、絶対営業中だろ!って時間に訪問しても、営業中の札がない。

極め付けは、花偲を退店した後なのだが、野ばらというカラオケ喫茶だったのだが、ドアを開けるとマスターらしきおじちゃんが出てきて、「今日もうやってない」か「まだやってない」か「今日はやってない」のいずれかは忘れたけれど、どうしてか断られてしまって傷心のまま淡路島に寄ってから帰宅したのだった。


ここからは花偲のレビュー。
インテリアにこだわりがあるようで雰囲気が最高。居心地良し。
調理担当のマスターの姿がほとんど見えないのが残念。
接客は雇われ?のお姉様。

お店の歴史を詳しく聞けたのはお会計時。
マスターがキッチンカウンター内から出てきて色々お話ししてくださった。いいマスターだったなぁ。

マスター曰く、
花偲はこの辺りでは1番古い喫茶店だそう、2022年でなんと創業60年!ちょうど60年目に訪問できてなんだか嬉しいな。

マスターはかなりお若いと思ったら2代目で7年前に店を継いだそうだ。ご両親が始められたお店、大切にされているんだな。

気になる店名は(クイズの正解は)、①のはなし でした!

読めへんよねこれは笑!
元々は花とい店名だったみたいだが、ちょっとこの辺はメモ不足。結局メモが途切れてる...マスターめっちゃお話ししてくれたのに〜(泣)

モーニングのタマゴがわざわざオサラに!
このオサラもレトロかつオシャレなオレンジの色味でステキ〜!


















このアングルが1番好きかもしれないなぁ。
ブルーとピンクの電飾看板とショーケースが1枚に収まっていて。

「HANASHI BILL 」ということは、ビル所有者ということかマスター!ワオ
立て替えて何年かとかもお話ししてくださった気がするのだが、メモが間に合わなかった(泣)



女性のキレイな横顔が特徴的なシャレオツなマッチをいただいた。

2022年8月4日訪問




そういや、goo blogサービス終了するんだって!?私がブログを開設した2年半前にまだ残っているくらいだから、今後もサービス提供ずっと続くと思っていたのに...非常に残念です。







376 ファミリーレストラン蝶 高知⚫︎安芸

2025-04-04 21:49:00 | 🍭高知県の喫茶店
蝶、なんてかわいい店名なんだ...。いや、ちがう。なんでかわいい店名なんだ!

Instagramでどこかの誰かの投稿で、吊り下げられた球体キラキラオレンジの照明を見てから、訪問することを決めた。

注目すべきは店名や照明だけではない。
「ファミリーレストラン」表記である点だ。
ファミリーレストラン=ファミレスの略だが(当然のことを書いているような...)、チェーン店でなく、個人のお店で「ファミリーレストラン」の表記は本当に貴重なのだ。


しかし、ここでビックリ体験をする。
やや紫がかったドアは自動ドア。開くやいなや、忙しそうな店員さんたち。
空いていた席に腰掛けると、いつまで経っても、彼女たちがメニュー表を持ってこないどころか、何にしましょ?の一言すらない。


...我々の中で不穏な空気が流れ始める。
申し訳ないが、母とコソコソと話してみる。やはりおかしい。15分ほど待ったかな?しびれを切らし、母の「すみません!」か店員さんの「すみません〜」どちらが先だったかはもう忘れた(笑)

もう遅かった。テーブルの上に運ばれてきたのは、完璧なランチ。

「え...!?まだ頼んでいないんですけど!?」母は驚いた。
心の中で思うと同時に、これにはさすがにわたしも声に出してしまいそうになった(笑)

すると、店員さんに必死に謝られる。
奥からママと思しき女性も登場して謝られた。
「うちは、顔見知りというか決まった人しか来られないので...。来店する=日替わりランチを食べにきたという解釈をしている」とのことだった。(一言一句覚えているわけではないが、このような言い分だった)

母の分はもちろん、わたしの分も既に出来上がっているとのことで、申し訳なかったのだが、本当にお腹が空いていなかったので(わたしは点でオムライスを食べたばかり笑)、コーヒーだけいただいた。
その際にも彼女たちは見るからに子どもの私に、コーヒーを飲めるか心配していたけど、そこは幸い大丈夫。
そして、母も点で食事をしていなかったので、幸いなことにランチを両方無駄にすることにならなかった。

でも、


...この1件があって以来、ビジネスホテル併設のレトロ喫茶には入る勇気が出なくなってしまった。おそらく蝶の方々からしたら、我々は迷惑な客やったんやろなぁ...今になって思う。レトロな内装だけを求めて、突然やってきたのだから。

しかし、ファミリーレストラン蝶の方々が悪いわけでも、私たちが悪いわけでもない。
そもそもこういうことを引きずるのはきらいだ。

だけどなぁ...なんだか腑に落ちない。(やっぱり腑に落ちない)


訪問後、Googleでこちらを検索してみると、「当店は日替わりランチのみの営業です」的な文言が掲げられていた。
多分我々のことがあったからやろなぁ...,
これから蝶に行こうと思っておられる方は、とりあえずお腹をすかしてから行きましょう。

内装は一見の価値あり。





















ちなみに、下調べしていた安芸市の喫茶店は閉業でほぼ全滅だった。安芸市で今回入店したのはここだけ...

2022年8月3日訪問








375 レストラン点 高知⚫︎奈半利

2025-04-03 19:04:00 | 🍭高知県の喫茶店
高知喫茶旅行最終日。
おいで奈半利、 奈半利町にやってきた。市の一部ではなく、ちゃんとひとつの町だ。

さすがに奈半利まで来て定休日はいイタいので、母が事前に電話してくれた。
当時、口コミが散々だった。でも、私は喫茶店にそこまで味を求めていないので。むろん全く求めていないわけではないが...。
電話に出られたのはママ。気さくにやってますよーとのことで安心して向かうことができた。

何よりも魅力的なのは、建物。パキッとしたブルーの円形の建物に惹かれた。
あとは店名。 なぜ、点なのか、非常に興味が湧いたから行こうと思ったのだ。

1軒目というのと、お昼ということで、お腹が空いていたため、口コミを若干気にしつつ
食事メニューの中から選んだのはオムライス。 スープ付きでうれしい。

しかしながら味の方は、正直美味しいとは言えなかった。珍しくクチコミ通りだ(汗)
卵がなんだかドロドロしていて、3分の1ほど残してしまった。ごめんなさい。


外観、内装はともに私好み。食後パシャリとたくさん撮影させていただきました。








カーブを描いたカウンター。








ドアが近代的でステキッ!






ナイス!コカコーラ看板だ。


マッチは、「あったかなぁ...」と数秒な沈黙の後、ママがちょっと2階みてきますね、と探して渡してくださった。アリガトウゴザイマス...。ちなみにマッチの事前情報はあったのだが数年前のものだったので、正直ないかも、とは思っていたので、とても嬉しい。

外観イラストのマッチは大好物。(笑)
なぜなら何(十)年後かに、お店がなくなったとして、マッチを見ればそのお店を思い出すことができるからね。

ちなみにパブの文字があるが、現在も2階で夜はスナック営業をされているそう。2階のスナック入り口のピンクのテントも素敵だった。

店名「点」の由来は、確かわからないとかおっしゃっていたような気がする。(←そこめもしそびれるんかい!)
そもそも、最初は別の方がお店を1年ほどされていたそうで、わからないとかなんとか...だったような。

創業から53年で、この辺(おそらく奈半利では、の意)では最も古い喫茶店とのこと。

もともと、別のところで建物ができた当初は、たくさんの人が写真を撮りにきた、なんて話も。

2022年8月3日訪問















374 コーヒー&ランチクメヤ 高知⚫︎高知

2025-04-03 13:27:00 | 🍭高知県の喫茶店
高知は喫茶王国と言われているが、それは確か人口に対しての軒数であるから、まぁそういうことである。少ないということ。
あまり私好みの喫茶店は2022年時点でも残っていなかった。

数少ない高知市の私好みの喫茶店で、今回訪問できたのはクメヤ、花偲のなんと2軒のみ。

これも2020年4月からの法律のせい!法律のせい!法律のせい!(←しつこいぞ笑)


ここクメヤは、賑わいのある商店街(クメヤママ曰くアーケードは昭和30年代目から、喫茶は創業から40年ほどだそう)の中にある。

物静かなマスターに高知らしいママ(語彙力がない、そして失礼かもだけど何を言いたいか察してください)の構図が、とても高知高知していた。
(おや?今回語彙力無さすぎるのでは...?笑)

そもそも、レトロかわいい看板が入店の決め手。そのため店内に特に期待をしていなかった。入店すると、店内は改装済みです!の主張が強め。

甘々のソーダ水で休憩。この日はどっと疲れた記憶。なんてったって春(サカナクション)でなくて、なんてったって土佐清水のホテル足摺園を出てから同市のコスモ→四万十市のカトレヤ→四万十町の淳→高知市にやってきたわけだから)。そう考えると、母運転お疲れでした...。
入店したのも日が落ちた頃だったなぁ。

ドアは新しそうに見えて、ピンクの取っ手の時点で、古い!センサー発動!

正面から撮りたかったのだが、人通りの多い商店街だったためサッと撮影し退散。


クメヤの近くには白十字という素敵な喫茶もあるのだが、残念ながら一足遅かったなぁ)

看板とお揃いのうさちゃんがデザインされたマッチをいただいた。

2022年8月3日訪問









373 異色珈琲房淳 高知⚫︎高岡郡四万十町

2025-04-01 19:43:00 | 🍭高知県の喫茶店
淳.....。
ここの初代マスターが実に大阪住吉のタンポポのマスターに似ているひとだった。

初代マスターの色褪せたカラー写真がちょうど座った席の壁に貼り付けられていたから、強烈に印象に残っている。
お会いしたかった。

いまは2代目のマスターがお店に立つ。2代目マスター曰く、初代は84歳までお店に立っておられていたとのこと。その時すでに2代目マスターも立っていたそう。

おそらくまだまだ60代かな、気さくで、この独特な雰囲気にうまくとけこんでいる素敵なマスターだった。

なんだかとてもいとおしい時間
ゆっくり、このドアを開け一歩踏み入れると、ひと昔前なんかじゃない。ふた昔前か。
そんな空間が広がっていた。
まるで昭和を生きているような、今が昭和なんじゃないか、錯覚してしまいそう。そんな気持ちにさせてくれる喫茶店だった。



私が注文したのはロマンプリン。


なんでこんなに名前も見た目もお味も最高なの。母はサンドイッチ。



伝票には「異色珈琲房」の文字。



あら、素敵な写真ね...と思っていたら、この方が初代のマスターだった。



「イタリアンピザ.が、モテモテ」と読んでしまったわたし。だって、特に「テ」の文字が踊ってるんだもん!









店内の調度品すべて、初代マスターの好みだそう。独特だ。やはり喫茶店、すきだ。
どこに行っても同じ空間がない。
だけど、ここみたいに、創業者の好みが見事にお店に反映され独特であればあるほど、シンプルでなければないほど、素晴らしい。
例外として、シンプルが創業者の好みならばそれはまた、素晴らしいのであるが。

ちなみにこれが1番好きないちまい。↓




オスとカナカタ表記だと、こっちの「雄」の方を連想した。こりゃあ私、だめだ。


初代マスター、
最初の写真よりも若い頃だろう。
やさしいお顔、いいポーズ。


床の柄もパーフェクト。ただ当時は床にあまり執着していなかったので、床オンリーの写真はなし。残念...

この看板の「異色茶房」の文字に今更気づいた。こっちは伝票の「異色珈琲房」ではないのね。
またトキめくのであった。


魅惑の空間への扉。






Pあり。

マッチを訊ねると、大量に(笑)くださったマスター。淳の書体はテント同様。

2022年8月3日訪問