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ちょこの昭和探索

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293 喫茶路花 愛知⚫︎名古屋

2024-09-22 00:11:50 | 🍭愛知県《名古屋市》の喫茶店
小規模なストアーの2階に店はある。
少し急な階段を上ると、多くの喫茶店のドアはガラスの部分から、店内を伺うことができるが、ここはスナックのような、中の様子を全く伺うことができないスナック系のドアで、入店するのに少し緊張した。

中川区といっても、下之一色町という「静かなちいさな町」だ。

マスターはTHE・マスターって感じの服装ではないが、親しみやすい方であった。
創業して50年。昔も今もこの地域の常連さんたちに愛されているのだろう。












エメラルドグリーンのテントが反射してきれい。
ちょっと夜のお店感もあってステキ。
隣はパーマ屋さんだったが、10年上前の話。
確かにドアからなんとなくそういう気はしていた。

「路花」の由来もマスターに聞いてみるべし。




剥がれ落ちてしまっているが、「仲屋ストアー」というそうだ。
カウンターの中からほい、と出してくださったマッチ。

2021年12月26日訪問

292 喫茶ヤエ 愛知⚫︎名古屋 《閉業》

2024-09-20 23:38:37 | 🍭愛知県《名古屋市》の喫茶店
訪問したとき、2021年がまもなく終わろうとしていた。
マスターは言った「後2年で辞める」と。

なにより、喫茶店営業を継続する上での「更新」が大変なんだそうで。
個人商売は想像以上に大変だと思う。わたしはまだアルバイトすら経験していない。


案の定、半年以上前にGoogleマップで見てみたところ、閉業となっていた。


我々が入店すると「食事はできない」とマスター。
しかし、入店直後にやってきた常連のおばあちゃんには確か焼きめしを提供していた。
怒りの感情など特にはない(笑)割と喫茶店あるあるで、常連さん特権なのだ。
チェアの柄が初めて見る柄で、やっぱり喫茶店のチェアって、見飽きないなぁ…と。


ステンドグラス風ステッカー、好きだ。




シェルみたいな照明


近未来的だ





お隣の理容店のパンダのステッカーも気になる。
なぜか消されてしまっていたテントのヤエの文字。

創業から48年。周辺では最も古い喫茶店だったんだそう。
店名の「ヤエ」は奥さんの名前から。
現在店に立つのはマスターだけ。


2021年12月26日訪問




291 純喫茶雲仙 愛知⚫︎名古屋

2024-09-16 23:02:40 | 🍭愛知県《名古屋市》の喫茶店
当然のことだが、喫茶旅行に行くときは必ず行きたい喫茶店リストを作成し、行く順序まで細かく決めておくのだが、それが崩れてしまったときはかなり大変なことになる。
だが、今回の名古屋喫茶旅行、2泊3日だったのだが、初日は特にうまくいきすぎて本当に楽しかった。

名古屋上陸1軒目、雲仙。

入店すると常連のおじいちゃん数名でママさんもこちらに気づく。


しばし無言の時間がつづいた…


そしてあたりまえのようにテーブルに運ばれてきた。

なるほど…これが名古屋のモーニング文化か…。
(およそ4ヶ月後の岐阜喫茶旅行でも、全く同じようなことの繰り返しであることに、わたしはこのとき全く覚悟ができていなかったのだった…)

普通のトーストではなかったのが印象に残っている。








この「ステンドグラス風」ってモンに弱いのよ…わたしは。
というか、喫茶店巡りをしている者で、ときめかない人いないでしょ!と、自信をもって言えるかもしれない。
「純喫茶」の文字と「cafe」の文字が新旧混ざっているようで、不思議な感覚。
雲仙と漢字で表されると、渋さが感じられる。
ちなみに外観は創業当時のままではないとのことで納得。
わずかに下アングルで。

ママさんにお店の歴史を伺うと、1964年創業だそう。昭和39年!!!

ここで衝撃の事実が。実はこの名古屋上陸初日は日曜日だったのだが、雲仙は定休日だったのだ。確かにパトランプは回っていなかった。そういうことだったのか、と申し訳ない気持ちになったが、嫌な顔ひとつせずお店の歴史をお話ししてくださったので、良いスタートを切ることができた。

最後にママさんに記念撮影までお願いしてしまった。

次名古屋に行くのはいつになるだろうか。

渋い看板とお揃いのマッチ。

2021年12月26日訪問