イロイロ。。。

   四国 愛媛の松山に住んでます

エヒメアヤメ(松山市 腰折山)

2009-04-24 00:00:00 | 花の名所(愛媛)
少し古い話になるが、エヒメアヤメを見に腰折山に行った(4月13日)


エヒメアヤメ(国指定天然記念物)


小包にこかきつばたのしほれたる   子 規
山路来てゆかしとみしはかきつばた  鳴 雪

こかきつばたの名でこのように歌われた腰折山の可憐な花は
こかきつばたとは別種の牧野富太郎によって命名されたエヒメアヤメである
エヒメアヤメはアヤメ科の植物であって
根茎はやや偏平で細くやせ形、葉は線形で薄く、葉長は10cm~15cmが普通である
陽春四月上旬を開花期とし、数cmの高さの花軸に普通1花を、時に2~3花を咲かせる
花色はうすい紫色で外花蓋(がいかがい)には黄白色のはん点を持っている
元来大陸北部に分布する植物で
我が国では中国、九州、四国の瀬戸内海に沿う各地に生育し
古書に「たれゆえそう」と名づけられたと記録されている
腰折山はその南限地として世に知られ
古くからこの花にまつわる哀れな民話とともに「こかきつばた」の名で親しまれてきた
昭和43(1968)年、宮崎県えびの高原霧島盆地の自生が最南限にあたるものとして追加指定をうけ
エヒメアヤメ自生南限地帯は2県以上にわたるものとされている

(松山市HPより抜粋)

この花にまつわる哀れな民話



自分が思ってた以上に小さな花でビックリ
ちょびパパの手、女の人より小さな手をしてるのだが
その手と比べてもこんな小さい。。。


薄い色のものも。。。


こんな風にぽつり、ぽつりと咲いている
もっと大きな株のものもあったそうなのだが見るには時期が遅かったようだ
同じく保護されているイヨスミレはこの日、咲いてる花を見る事が出来なかった
これはまた来年見に来なければと、嬉しい宿題が出来た♪

エヒメアヤメ以外にも。。。

ヒメハギ(姫萩)


タツナミソウ(立浪草)


ナガバノタチツボスミレ(長葉立坪菫)


ミツバツツジ(三つ葉躑躅)


腰折山からの眺望


いい声でさえずってたホオジロ



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