
ふと、居酒屋で目に留まった「南無大師遍照金剛」…お地蔵さんが三体…中央のお地蔵さんは菅笠(すげがさ)をかぶり、左右のお地蔵さんはあきれ顔…いやいや、表情は…はかり知れないが“ちょっと、あなただけ菅笠をかぶるの…”何て言っているのかどうかわからない…未完成の表情…!しかし、お地蔵さんと高祖(こおそ)を唱える文字…「念ずれば花開く」の教えでもあるのだろう。「崇敬(南無)している弘法大師(大師)様に守られ、人には優しさと思いやりを持ち(遍照)、自分に厳しく修行を行い(金剛))ながら信仰を持ち、幸せに向って精進します」…そんな言葉なのだろう!“解釈は自己流”

弘法大師様は大日如来と言う仏さまの別名といわれる。そして、大日如来は、十三仏真言の中では一番でなく十二番目に座っている!……①不動明王 ②釈迦如来 ③文殊菩薩 ④普賢菩薩 ⑤地蔵菩薩 ⑥弥勒菩薩 ⑦薬師如来 ⑧観音菩薩 ⑨勢至菩薩 ⑩阿弥陀如来 ⑪阿閦如来 ⑫大日如来 ⑬虚空蔵菩薩 ……不思議…それに十二支の守護仏(守り本尊)大日如来は未年と申年になっている。方角でいえば南西に位置している。ああ、俺は千手観音…!昨年、奈良の東大寺に行った時、誰か奈良の大仏は大日如来と言っていた。どちらの方向を向いていたのか…ああ、奈良の大仏にまた会える…!(おんあびらーうんけんばざらーだどばん)