白猪の滝はマイナスイオンが霧となる時期の夏から秋にかけてがいい!いやいや、白い糸を引くように真っ白に凍った冬がいいよ!いやいや、それをのりこえて、氷が融けて水になり、水のしぶきで氷が融ける有様を見るのが別品!と人は言う。岩の上から落ちるただの水が、三通りに姿を変えて楽しませてくれる情景とは!!俺は、夏のマイナスイオンを浴びた時はある。また、冬の氷の世界で夢を見たときもある。しかし、凍った滝が水に変わる自然現象!想像するだけでもメルヘンの世界!ヨシ行って見よう!!
白猪屋には11時30分に着いたが、「滝を見てくるね」と言って駐車場に滑り込んだ。駐車場には5台の車が停まっていたが、すでに滝を見に行っているようだ。川を渡ったところに「気軽に使ってね」と木の枝を折ってこしらえた杖がある。様々な体格の方に適応できるように、様々な人が使った心のこもった杖!!私も自分の体にあった杖を借りた。「使った後はこの箱に…」と書かれている。さりげなく…気配りされている。感謝!ここから、道路勾配が厳しくなる。
雪が残っている!最初は10分で休憩、そして、次は20分で休憩、三回休むと体調が整い心臓もリズムがついてきた。足首関節も股関節も温かくなり、筋肉さえも柔軟になってきた。道路の淵にあった残雪がだんだんと道路の中にも入ってきた。路面が凍るとすべりが…?ヒノ木やスギノ木の葉が落ちている場所を選んで足を運ぶようにする。無理な体勢をしないように!滑らないように!転ばないように!典型的な、おじいさんとおばあさんの歩き方になってしまった!!
後ろから来た小学生の二人の子供にスルスルと抜かれてしまった。水戸黄門の「人生に涙あり」の歌詞が浮かぶ!“人生勇気が必要だ…くじけりゃ誰かが先に行く…あとから来たのにい越され…泣くのがいやならさあ歩け…”しかし、子供には負けるよ…なんて、妥協のセオリー!足元が凍っている。あせらないように、落ち着いて落ち着いて、新雪を踏み締めることにする。階段にさしかかった。周りが雪景色になっているが、木に積もっていた雪が融け、氷が木の間から、がけの上から降ってくる。ありゃ…滝の上に木漏れ日が…!…やあ~白猪の滝さん、こんにちは!!
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