Chibyのコトノハ

アナタが笑ってれば、それでイイ

ごほうび

2010年12月01日 | chibyの日常ゴト


これね。

大学の単位 全部終わったら

絶対買おうと ず~~~っと心に決めてた自分への“ごほうび”。



むか~し、図書室で見つけて

それから変わらず私の“特別な引き出し”にしまわれていたもの。

この本に出会ってから

図工の時間には、ひたすら粘土をこねて

せっせとパンを・・・えぇ、パンだけを作ってましたね。(不気味)

「パン屋さんになりたいの?」

一身腐乱に粘土パンをこねている私を見ながら、

そう声をかけてきた担任の先生に

「いえ、喫茶店のマスターです。」と真顔で答えた私。(すでに病)
           ↑
           ?

ちょっとしんどくなった時、偶然本屋さんでこれを見つけてね。

「よし。全部終わったらこれを買おう。」って思ってた。

大人になってから読む絵本っていうのも

なかなかオツですな。フフ。


・・・というわけで。

先週の土曜日、無事テスト合格の通知が届きました!

はぁぁぁ~~っ。

本当に全部、終わりました。

さすがに通知書の封筒開ける時はドキドキしたざます~。


でね。

一応ね。オカンにもね。

報告しまして・・・。


うちのオカンは気の強い人でね。

ムチをビシバシ、さらにそこに塩をすり込んだりするような人なんです。(ドS)

ましてや、親子で仲良くお買い物♪とか、

お茶飲んで楽しくおしゃべり♪なんてことは、ありえない。

よその家が羨ましくて羨ましくて しょうがなかった、子供の頃。


そんなオカンがね、

「全部終わったからさ。」

そう言った私に


「よくがんばりました。」って。


そう言ったんだよね。


今まで1回も誉めたことのないオカンが

よくやった、と私を誉めた。


なんか こみ上げてきちゃって。


「まっ・・、まぁね。」

そう言うのが精一杯だった自分。(笑)




結局。

どんなにつっぱっても、

どんなに格好つけても、

親は親だし、子供は子供なんだな、と。

あともう少しで2回目の成人式を迎える私も、

オカンの前では

夢中で遊んでいた鉄棒にスカートが巻きついてしまい、

パンツ一丁で泣きながら帰ったあの日の私と何ら変わらない。(軽いトラウマ)



そう。

結局、オカンの前では 100%まるごしの私。


なーんだ。そういう事か。

そりゃ、かなうわけないわ。



まぁ、でも。

誰かの前で まるごしでいられる自分っていうのも

なかなかどうして、悪くない。