「袖触れ合うも多少の縁」と勘違いしている人いませんか？実は恥ずかしながら小生も触れとばかり思っておりました。
正解は、「袖振り合うも多生の縁」である。
何でこんな事を急に言い出すかと申しますと、最近は個人主義が蔓延し、さまざ
まなシーンで他人の干渉を嫌う傾向になっているのが残念でならないからである
小生がご幼少の頃の昭和30～40代を扱った、いやそれ以上古い町並みや
商店・商品などに人気が集まるのは何故だろう？？
人情味が溢れ、人と人とが濃密に係わり合っていた社会の空気を懐かしく思う
心がそうさせるのではないだろうか？
それならば、公共の空間で隣り合った他人同士が、たとえ一言でもコミュニケー
ションを交わすのは自然の成り行きではないだろうか？
暇さえあれば、手元の携帯電話を操りメール送信を繰り返す、若者たち！！
その中に、団塊世代以上の人だけは入っていてほしくないと思う講釈師である。