なんで繋がんないの?の続きです。
工場(こうば)について程なく大工さんから電話が入りました。
「連絡のついたよ。携帯ば福岡に忘れてきたとって。今工場に向かいよるて。○○さん(従業員さん)が永うせんうち来らすはずよ」
「あ、そうですか。とりあえず良かった。待っときます。ありがとうございました」
直ぐに従業員さんがやって来ました。
手には注文のウエスタンドアに使う丁番の箱を持っています。
「(社長は)携帯ば福岡に忘れたってよ」
「そげんらしかですね。連絡の取れんで慌てたよ」
「(ウエスタンドア)作らんばとでしょう?」
「はい。10時半が検査やけん、10時までに取付けやけど、間に合いますか?」
「はい、大丈夫ですよ」
「面材(表面に貼る板)は適当に在庫の品で良かですよ」
「はい」
建具は未だ作ってなかったようです。
寸法の確認と現場の場所案内を済ませ工場を後にしました。
とりあえずひと安心。 あぁ、良かった。
9時半頃現場に行くと、既に建具屋さん達(社長と従業員さん)が取付をしていました。
「おはようございます」
「ごめんね、友ちゃん。携帯ば福岡に忘れてさぁ。向こうから送ってもうらうごとしとっとけど、昼からAUに行ってみるけん」
「いやぁ、慌てたバイ」
「ごめん、ごめん」
以上のような簡単なやり取りだけで、詳しくは尋ねていません。
まぁ、私としては検査前にウエスタンドアがついたので、それで良いものですから。
しかし、一時は行方不明かと心配しちゃいましたよ。アハハ。
で、現場につけたもらった自由扉(ウエスタンドア)です。
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ただ、小学生同士の待ち合わせって、すれ違いが多いです。うちの子、学校まで30分かけて歩いて遊びに行って、「会えなかった」って帰ってくるのは日常茶飯事。されど、こういう不便を体験しとかなくちゃいけないと、つくづく思います。
今の時代は「不便」をわざわざ作り出さなくちゃいけない。なんかへーんな時代です(>_<)
掛けた電話に相手が出ない事にイライラする、なんてことは皆さんもご経験の事ではないでしょうか。
自動車のハンドルの「あそび」の巾がどんどん狭くなっている様な気がします。確かにレスポンスが高くなってますが、それに合わせて人びとの気持ち(心)も「あそび」が狭くなってるんではないでしょうか。
「待ち合わせ」については、うちの子ども達もまっちゃんとこと同じで運動場に行ったけど会えずに帰って来たこともありましたよ。
皆が携帯を持っていて、出掛けていても簡単に連絡が取れる、と思っているんではないでしょうか?
こんな事もありましたよ。
友達が遊びに来ると、道端まで出迎えに行ったんですが、20分以上経って「来んけんねぇ~」と戻って来ました。そこで電話をすると友達はまだ家に居た、なんて事は何度もありました。
「友達はなんて言うたと?」
「来る、って」
「何時頃来るって?」
「いや、来るって言っただけ」
「それなら、いつ来るか分らんやんか。なんでお前達は時間をちゃんと決めんとや?」
「・・・・」