竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

川虫採取タオル

2009年03月09日 22時25分52秒 | 兵法書・具足編
今日は、竹心が川虫を採る時に使っている秘密兵器を紹介しちゃいます。

用意するものは、麻でできたアカ擦りタオル2枚。

アカすりタオルは、「ラミー織り」と書いてあるものが、川虫採りには最適ですね。

そして2枚合わせてミシンで3方を縫います。袋状にするわけですね。

でき上がるとこんな感じです。


2枚にする理由は、1枚だと薄すぎて、タオルが水の中でよじれて広がりにくいためです。その点2枚だと適度に張りが出てちょうどよいです。

で、袋状にする理由はというと、中に魚を入れられるからです。
タマネギ袋だと、やっぱりヌメリが取れたり、ウロコが剥がれて見るも無残な姿に…

河原の日陰になったところをちょっと掘ると、水がしみ出してきます。そこへ魚を入れたこの袋を入れ、動かないように石で重しをしてやると、夕方までピンピンしています。
(くれぐれも埋めた場所をお忘れなきよう…


良くヘチマが一番だと言われますけど、結構すぐにダメになってしまいますし、途中でボロボロになるとそれ以降釣りにならなくなってしまいます。その点この川虫採取タオルなら1シーズン持ちます。
(洗車ブラシは…せっかく石に着いた苔まで根こそぎ採れてしまうんで反則でしょう)

ヒラタの採れ具合も、ちょっとコツをつかめばヘチマに負けないくらい採れます。
編み目の間をうまい具合に水が抜けていって、動きの速い大型のヒラタも捕まります。
それに、ヒラタの足も取れないしピンセットを持ち歩く必要もありません。

オガクズまみれになった手を拭く“手ぬぐい”としても使えるのがうれしいですね。
また暑い日は、これで生かしビクを包むとgood!

まさに万能選手といった感じで、コイツを忘れると全然釣りになりません!


こんなふうに、採れた川虫は足ももげず、元気に歩き回るぐらいです。

川虫をエサ箱に移す時は、下から手を入れて押し出すようにして、反対側の手の指でピシッと弾くようにすれば、ピンセットを使わずに元気なまま移せます。

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