その日の出来事

その日に観て聴いて感じたことの忘備録

エリザベート①

2015-06-20 20:30:00 | 観劇
帝国劇場



2015年版エリザベートの初見は芳雄閣下と花總シシィ
何度エントリーしても外れて外れて諦めてたら補助席に当たったのでした!
着席して絶句…椅子が低すぎて前の頭が被って見えないし!
これで正直10000円は微妙だな…とテンション下がる(´д`|||)

でもそれを差し引いてもよしお閣下はホントにもう素晴らしいパフォーマンスでした。
舞台や衣装が一変し、台詞や演出が変わって個人的には良し悪し半々かな。
彼の歌の部分ではなんの心配もしてなかったけど低めの声のトーンと歌で押して引いての自在ぶり。
最後のダンスではアノ手コノ手でシシィを誘い耳許で囁きこれがまたエローい!
初演ではルドだった彼が闇は広がるで自身を扇動するんでございますよ!
初老のドクトルから豹変して襲い掛かる辺り、もうバックバク!
そこかしこに薫るルドとのBL臭、ハッと逃げるルドの間とか、あちらからキスされちゃうとか、もーだめー!
まさかよしおくんに萌える日がくるとは想定外でしたよ…
ただ胸元の羽のタトゥーが肌襦袢的なババシャツ的な肌着的なものを着用してて
それに激しく萎えたのは否めないけど、最後の白い衣装は素肌に着用。
こんなに色気有ったんだねーよしおくんww

一方のシシィな花總さんは抜群の安定感と気の強さと拗れていく様が憐れで良かったなー
ゾフィな剣さんの押しの強さが実は必要な厳しさだったことがこの年になると理解できたりね(^_^;)

あー東京に住んでたら進化のほどをリアルタイムで追えるのに!
再びエリザベート地獄に陥落したよ…好きすぎてツラいww





東海道四谷怪談

2015-06-20 16:42:00 | 観劇
新国立劇場

歌舞伎だ!と思える箇所がたくさんある舞台でしたね。
先ずは台詞、黒子さん、秋山さん以外は男性陣。
驚くときはややや!だしね(笑)
とことんまで極悪な男、伊右衛門。
因果応報と言うか、同情の余地一切なしでどう報復を受けるのか期待が膨らむお芝居だった。
歌舞伎で見るより何となく現実的ではあるけど、とんでもない男であることにはかわりなく。
うっちぃには色気や仕方ないなーと思わせる可愛いげがあったけど今回はそんなもの
抱くことがなかったのは脚本か演出か演技力なのか。
いや、それはいづれもの賜物?
最後に来てあの立回り、いやはや参りました。所作や形式美は歌舞伎に通じるものがあり、
物語も普遍的でありました。


当たり前と日常

2015-06-18 22:46:13 | 日記
起きたら朝が来てて、家を出て夜には帰宅する。
健康を前提にしてるから、少し先の旅行や遠征の計画を立てることに戸惑いや
もしもはあまり考えない。
でもこれら毎日の繰返しって当たり前のことではなく、身体なんていつなにがあるか分からない。
実のところ自分の事だけでなく家族も草臥れて来てるので(苦笑)、計画を立ち上げる時に
時々頭を掠めるようになったのは最近の話し。

家族の誰が倒れても大変なのに、ましてや働き盛りのお父さんやお母さんなら尚更。
こういう事態に幸か不幸か慣れていないので落ち着かない。
私に何が出来るのかな、と考えながらあー良かったね~と日常に戻れれば良いなぁ。
つまらないことに囚われて腐ってないで、毎日と健康にありがとうを忘れない柔らかい気持ちを持って過ごしたいよねw

市川猿之助 春秋座歌舞伎舞踊公演

2015-06-14 14:30:00 | 観劇
京都造形大 春秋座



今年もやって来ました、京都造形大@春秋座
歌舞伎の舞踊の面白さを教えてくれたよだいめさん。
それに加えて段一郎さんの歌舞伎の軽いお約束と舞踊の解説付で更に分かりやすくなってました。

独楽は踊り以外に舞台としてもスケール大きくて視覚的にこちらに仕掛けてくるw

今回初役の双面水照月の野分姫&法界坊、ちょっとしたやりとりの後踊る踊る。
あーこんなお坊ちゃんいるいる、な門之介さんはとってもノーブル。
その恋人達を追ってきたよだいめさん、スイッチを切り替えるみたいにおっさんと恥じらう乙女が現れる。
これ、ぜひとも通しで観てみたいと思う…ひとに恋して拗れるとなんとも厄介。
まさしく歌舞伎の情の濃さを存分に味わえそう。

リーズナブルに良いお席で、よだいめさん監修の空間で楽しめる素晴らしい劇場でした!