その日の出来事

その日に観て聴いて感じたことの忘備録

ジャンヌ・ダルク

2014-11-16 22:37:59 | 観劇
オリックス劇場

ヒガシくんがシャルル7世を演じる再演の「ジャンヌ・ダルク」を
期待もゆるく観てきた。
タイトルロールを演じるわけじゃないしねーと思ってたこと、
ここでお詫びします、ごめんなさい;;;
こんなに面白いと思わなかったんですよ、これがまた!

イングランドとフランスの闘いや登場人物の背景、時代など躓きがちな
内容が各登場人物の台詞にうまく盛り込まれていてストレスなく
すーっと世界に入っていけた。
さすが中島さん、上手いわ(^^)
マジか?なネタも出てきてエンタメ作品に仕上がってました
そして舞台の使い方や転換が面白くて飽きさせない。
宮廷、戦場、城に牢獄と変幻自在。
その舞台におびただしいまでの戦士の数!
風通しのよい席だったので邪魔にならないかしら…と足を伸ばすのも
憚られ、巻き起こる風で寒いし(苦笑)戦闘シーンでは冷や冷や。
間近で鎖帷子を目視できて違うテンションも上がったしね。
「チェーザレ」で見た野蛮なフランス兵と一緒だったもんww

シャルル7世、
「ずーっとおどおどネガティブな器の小さい逆切れ残念キャラだな!」
といらっとしながら見てたんだが、最後にやっとスカッとさせてくれた(笑) 
あれはきっとヒガシくんの演技力なんだわーと思うことにしてたが
ホントとんでもない陛下だわなー
あー素敵♪と思わせてくれなかったもんね、今回ばかりは。
これって演技力のなせる技というか(大切なので2回言う)
とんでもなくしょーもない残念キャラのせいなんだけど、
最後のあれだけじゃ物足りない(^_^;)
ま、タイトルロールじゃないからねぇ…

萌えられずに帰ってきたのは記憶にないから舞台は面白かったけども
ファン的には不完全燃焼(苦笑) 
でもかすみちゃん、がんばってたなー。
小さいのに凛々しく大きくジャンヌがそこにいたもんね。