その日の出来事

その日に観て聴いて感じたことの忘備録

吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 六代目中村勘九郎襲名披露 昼の部

2012-12-09 16:47:51 | 観劇
南座

勘三郎さんの訃報の後の初めての週末。
前日に追悼番組を観て泣いて起き、
信じたくないなーと電車に乗って劇場に入った。
でも幕が開くと華やかで楽しくて美しくて。
しばしの間、悲しい気持ちを忘れられた。

大河ドラマを意識してか、演目も源平モノ
頼朝が腹立つ~!な演目が多くて。
「梶原平三誉石切」
が初めてだったのだけど、面白かったなー。
「寿曽我対面」
は五郎の血気盛んな勘九郎くんが困った弟、清々しい敵役の
ニザ様もステキで♪
 
お互い元気で来年も、って当たり前じゃないんだよね…
舞台も出会いも一期一会
そんな想いを抱きながら、舞台を観てました。


The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)

2012-12-09 15:32:40 | 観劇
イキウメ 
ABCホール

去年観た「散歩する侵略者」でどーんと来てから好きになった劇団。
台詞と設定がよく出来てて日常のなかの不思議感が面白い。
日常なのに何処か非日常で。
今回もゆっくり近いけど遠くの何処かにトリップさせてもらって、
いつもは使わない頭を使って心地よく疲れた(笑)
いいよね、こういう少し使わない部分を使わせてくれる芝居は。
HPで過去の作品を遡ってると観たくなるけど、ナマで観たい。
板の上で、え?なに?どうなの?って

オムニバスというか何本かの世界が同時進行で進んでいくので
ちょっと混乱するけど、繋がってる感があって。
観る方も大変だけど、演じる方はもっと大変そう。
次回は(下)になってるけど、続きなのかな?