出産間近の妹と先日スカイプで話した。両親学級に行ったけれど、呼吸法について何も習っていないと。
私のときもそうだった。呼吸法って大切かと思っていたのに、呼吸についてはちゃんと息をしなさいと言われただけだった。
今日は妹に、そして自分のために。
覚えておくと良い二つの法則
■砂時計の法則■
赤ちゃんて小さいとは言え、3キロ前後ある。
これって結構な重さだ。 そして、イメージするは砂時計。 横にしてしまうと砂の流れは止まるけれど、立てると重力に従って細いくびれから自然に砂が流れ落ちる。
出産もこれに同じ。重力を利用しなさいと。
とにかく寝ていないで、立つか座るかしているのが一番だそうだ。
■指輪の法則■
それから次に、赤ちゃんが出て来る様子って指輪に似ている。
ピッタリの指輪を外すとき、間接でひっかかってしまうので左右に動かしながら外さないと外れないなんて経験はないだろうか?
出産もまさにあれなのだそうだ。
狭い産道を赤ちゃんの頭が通ってくる。
そこで、歩いたり、歩けなかったらテーブルやベッドに腕をついて腰を左右に振るだけでも出て来るのをスムーズにしてくれるのだそうだ。
ところで、スロバキアでの出産で、経験はないがなんとなく日本との違いを感じたこと。
■出産時の担当医
先日マルツェルが、出産の立ち会いはまたネラを取り上げてくれた同じ先生(かかりつけ医)にお願いしようと言ってくれた。
私もそれが心強い。
ただし、スロバキアでは立会の医師を指名するのは有料 だ。
普段いくら良い医者にかかっていても、実際の出産は町にひとつしかない大きな病院に行くのでその日たまたま当直の先生になるのが通常だ。あまり良い噂は聞かないので、個人的に医師にお願いすることも可能だが、スロバキアの一ヶ月の平均給料の3分の2~1カ月分くらいのお礼(いわゆる賄賂)をする。
私のかかりつけ医は開業医なので、クリニックの診察時間内は立ち会ってもらうことができない。時間外、そして週末の出産になったときのみだ。ネラのときは運良く日曜日の出産になった。今回もそうなってくれると良いのだが。
■家族の立会も有料
夫が立ち会う予定だが、立会にかかる料金は27ユーロだ。
ちなみにスロバキア、旦那さんや彼が立ち会う方が多数のようだけれど、立ち会いたくない男性もまだまだいるようで、その場合はやっぱり母親に立ち会ってもらう人が多いようだ。
■でも立ち会えるのは分娩だけ、それも他の妊婦と重ならなかったときのみ
妹が夜間の出産になった場合、立ち会えるのは夫と母だけだと言っていた。
こちらでは陣痛のみで、まだ出産待ちの段階では夫であろうと母(女性)であろうと立ち会えない。
分娩時になってようやく立ち会えるのだが、これも分娩室が個室ではないので、運良く妊婦が一人だった場合のみ。私は運良くその日の出産は私一人だったので、マルツェルにずっと側についていてもらうことができた。
分娩室はというと、仕切りの壁みたいなものが間にあったがひとつの部屋に2つ分娩台が入っていた。出入り口は足元にあるので、医療スタッフも立ち会う家族も出入りする度に丸見えということになる。立ち会えないのもまぁ納得だ。
そして隣に個室(別料金)の分娩室というのもあるにはあった。しかし、こちらは全面ガラス張りなので結局は丸見えだ。
とにかく今回も当日出産ラッシュにならないで欲しいと願うばかりだ。
■名前はあらかじめ決めておくこと
まだ少し早いが、名前もほぼ決まった。
ただし、こちら、産まれる前(病院に到着時)に書類作成のため、赤ちゃんの名前を聞かれる。もうどちらとわかっていても、手続き上、男女両方の名前を告げなければならないので、両方考えておく必要がある。
日本のように顔を見てから名前を考えられれば良いのに。
しかし、もしそんなことができたら、ネラの名前はネラではなかったかもしれない。なんせ生まれたては純日本人で西洋の血は微塵も感じられず、とてもネラなんて顔ではなかったからだ。
妹もだが、日本にいる友人もう一人もそろそろ出産予定だったように思う。無事の出産でありますように。

ネラ、生まれてから数時間後に撮った写真だ
私のときもそうだった。呼吸法って大切かと思っていたのに、呼吸についてはちゃんと息をしなさいと言われただけだった。
今日は妹に、そして自分のために。
覚えておくと良い二つの法則
■砂時計の法則■
赤ちゃんて小さいとは言え、3キロ前後ある。
これって結構な重さだ。 そして、イメージするは砂時計。 横にしてしまうと砂の流れは止まるけれど、立てると重力に従って細いくびれから自然に砂が流れ落ちる。
出産もこれに同じ。重力を利用しなさいと。
とにかく寝ていないで、立つか座るかしているのが一番だそうだ。
■指輪の法則■
それから次に、赤ちゃんが出て来る様子って指輪に似ている。
ピッタリの指輪を外すとき、間接でひっかかってしまうので左右に動かしながら外さないと外れないなんて経験はないだろうか?
出産もまさにあれなのだそうだ。
狭い産道を赤ちゃんの頭が通ってくる。
そこで、歩いたり、歩けなかったらテーブルやベッドに腕をついて腰を左右に振るだけでも出て来るのをスムーズにしてくれるのだそうだ。
ところで、スロバキアでの出産で、経験はないがなんとなく日本との違いを感じたこと。
■出産時の担当医
先日マルツェルが、出産の立ち会いはまたネラを取り上げてくれた同じ先生(かかりつけ医)にお願いしようと言ってくれた。
私もそれが心強い。
ただし、スロバキアでは立会の医師を指名するのは有料 だ。
普段いくら良い医者にかかっていても、実際の出産は町にひとつしかない大きな病院に行くのでその日たまたま当直の先生になるのが通常だ。あまり良い噂は聞かないので、個人的に医師にお願いすることも可能だが、スロバキアの一ヶ月の平均給料の3分の2~1カ月分くらいのお礼(いわゆる賄賂)をする。
私のかかりつけ医は開業医なので、クリニックの診察時間内は立ち会ってもらうことができない。時間外、そして週末の出産になったときのみだ。ネラのときは運良く日曜日の出産になった。今回もそうなってくれると良いのだが。
■家族の立会も有料
夫が立ち会う予定だが、立会にかかる料金は27ユーロだ。
ちなみにスロバキア、旦那さんや彼が立ち会う方が多数のようだけれど、立ち会いたくない男性もまだまだいるようで、その場合はやっぱり母親に立ち会ってもらう人が多いようだ。
■でも立ち会えるのは分娩だけ、それも他の妊婦と重ならなかったときのみ
妹が夜間の出産になった場合、立ち会えるのは夫と母だけだと言っていた。
こちらでは陣痛のみで、まだ出産待ちの段階では夫であろうと母(女性)であろうと立ち会えない。
分娩時になってようやく立ち会えるのだが、これも分娩室が個室ではないので、運良く妊婦が一人だった場合のみ。私は運良くその日の出産は私一人だったので、マルツェルにずっと側についていてもらうことができた。
分娩室はというと、仕切りの壁みたいなものが間にあったがひとつの部屋に2つ分娩台が入っていた。出入り口は足元にあるので、医療スタッフも立ち会う家族も出入りする度に丸見えということになる。立ち会えないのもまぁ納得だ。
そして隣に個室(別料金)の分娩室というのもあるにはあった。しかし、こちらは全面ガラス張りなので結局は丸見えだ。
とにかく今回も当日出産ラッシュにならないで欲しいと願うばかりだ。
■名前はあらかじめ決めておくこと
まだ少し早いが、名前もほぼ決まった。
ただし、こちら、産まれる前(病院に到着時)に書類作成のため、赤ちゃんの名前を聞かれる。もうどちらとわかっていても、手続き上、男女両方の名前を告げなければならないので、両方考えておく必要がある。
日本のように顔を見てから名前を考えられれば良いのに。
しかし、もしそんなことができたら、ネラの名前はネラではなかったかもしれない。なんせ生まれたては純日本人で西洋の血は微塵も感じられず、とてもネラなんて顔ではなかったからだ。
妹もだが、日本にいる友人もう一人もそろそろ出産予定だったように思う。無事の出産でありますように。

ネラ、生まれてから数時間後に撮った写真だ
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