とりたてて酒癖はそう悪くないすこし緩んですこうし恋する
気がつけば死ぬ方法を知っていた知っているからまた恋をする
日に何度束ねた髪を解き放つ秘密をぎゅっと束ねるために
今のままこの状態を何年もくすぐりあって触れない予感
私って鳴らない楽器試奏さえケースの中で拒む雨降り
手つかずの幼稚なところ幾重にも包み君への「免疫が無い」
護られている感覚は刹那だけ「ずっと、とわに」は無い君の傘
とこしえというまほうじんまきつけてきゅうくつにかく寿のもじ
地図のこの道は君へと繋がって至るところで分かれて切れて
さっぱりとした文面に見えるようフォントを選ぶ真夜中メイル