二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【盛夏の岐阜・信州ツーリング 2日目】

2008-07-19 | 道中帳ーDucatiの巻
7月20日(日) 晴れ
本日の走行:173キロ
 
 
 


おいしいパンの朝ご飯をモグモグ食べて、ペンション前で集合写真を撮って、チェックアウト。

石川組と愛知組名古屋班とはここでお別れ。
気付くと 残ったのはドカティのみだった。

今日はビーナスラインで白樺湖まで行って、蓼科牧場あたりの白樺林を北上して…との綿密な?計画だ。
これが計画倒れになる事は知る由もなく『ありす』を出発。

まず、乗鞍から松本までは順調に進む。しかし、対向はものすごい交通量で、どこまで?って位の渋滞が続いていた。
みんな上高地にむかっているのかあ。
この渋滞の中にいるバイク達はかわいそうだなぁ。と対岸の火事状態だった。

暑い~松本から『アザレアライン』はまずまず快適に涼しく走行できた。
さて、ビーナスラインに入ったぞ。
ここからがお楽しみのコース。
と思いきや、交通量多くないですか?ちと不満を抱えつつ進む5台のバイク。

鷲ヶ峰、八島ヶ原湿原と行くと「キョエ~~」てなぐあいの路上駐車。
人は平気で横断してるし、危ないなぁ。

さー霧ヶ峰だ。「きぃりぃがぁみぃねぇ~♪」青い芝生がキレイだにゃ~。
・・・・・「なんや!!この車列はっ!!!」道はビッチリ 車とバスで埋まってるじゃあないですか。
こりゃ白樺湖まで続いてるなって?この調子じゃ白樺湖どころか富士見台も車山も行けないのですか?
あぁ 誰か嘘だと言って。。。

相談すること数分、あたし達は未練を残さず Uターン。
こうなりゃ あとは野となれ山となれ的に美ヶ原まで北上だ。

しかし、ここでもスローペースの車に阻まれたり、最後のクネクネ群では大型バスの先導で数珠つなぎの数珠のひと粒になりさがっていた。
頼みます、カーブで一旦停止するのはやめてくれぃっ。
正直言うと、あたしゃ バイクを放り出したくなった。こんな気持ちは久々だ。

這々の体でたどり着いた美ヶ原は、とどめのガス。



こーんな景色を期待してたのにね。
こればっかりは仕方がないよ。ここまで涼しくこれたのが救いってなもん。

美ヶ原から白樺平までは白樺並木のとっても快走路。
「こんな道を求めてたのよ」もつかの間。
あっという間に1.5車線のクネクネの酷道に早変わり。
右へ左へクネッ クネッ クネッ。
インターフォンから
「ここはまだ林道と違ゃうで~」
という悲しいお言葉も聞かされ、下半身に力が入らなくなってくる。
そういや、あたし達以外はムルチストラーダなんだよな。
やっぱり、ムルチストラーダって道を選ばずだよな。
モンスターだと1.2倍ぐらい体力を使ってる気がするのは気のせいか、年齢のせいか。。。

そして、とうとう現れた『美ヶ原林道』あら、快適な道じゃないですか。
さっきの県道&市道の方がなんぼか林道っぽいと思われる。
ま、連続クネクネは健在だけど。

しかし、あれだよ。酷道であろうが林道であろうが、車の後ろをゆっくり走らなくていいから、肉体的には疲れるが、気持ちはこっちの方が断然快適だ。

クネクネ終了地点の『美鈴湖』で怪しげな太鼓音を聞きつつ休憩。
ここからしばらく皆と一緒に走って、流れ解散。

解散後、あたし達は『大王わさび農園』にて観光することにした。

美しく冷たい水が流れている巨大わさび農園だが、暑い。
やはり高原から降りると、気温も一気に上昇ですよ。
分かってはいたけど、高原体質になってしまった身にはこたえる。

念願のわさびソフト(本わさびの茎入りで旨い)を食べて早々に退散。


本日の宿は安曇野の『カイザーベルグ穂高』バイクガレージに駐車。

メンテナンス工具使い放題。洗車し放題。洗濯機乾燥機使い放題。
ビデオ(古い!)観放題。
バイク雑誌も読み放題。
でもって、(中房)温泉入り放題。
主婦が大好きな言葉「○○放題」のオンパレード。
これが、バイク購入時にもらったチケットで食事付き宿泊代無料なんだから。
その上、ワインまでサービスしてもらっちゃって。
至れり尽くせりですな。うっしっし~。
と言いつつ、あたしは9時頃からオネムでしたけど。。。

今日は走行173キロ。
距離は少ないが疲労度は400キロ以上走った後に相当だ。ぐったり~。

3日目に続く


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