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こたつのぬくもり

楽しむ台所から、おいしい生活。

リモンチェッロ

2008-10-28 22:00:22 | ドリンク

Photo リモンチェッロはイタリアの食後酒です。レモンの皮のいい香りの甘いお酒で。。。といっても市販品を飲んだことはありません。お料理教室で出てきたのが印象的で作ろうと思いました。

ちゃんとしたレシピは教えてもらえなかったので、ネットで調べて作ってみました。

イタリア料理はお砂糖を使わないのでデザートや食後酒は甘いのだそうです。でも甘すぎると飲みにくいので甘さひかえめにしました。

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[材料]

国産レモン(できれば無農薬) 3個、スピリタスウォッカ(アルコール95度) 150mL、グラニュー糖 60g、水 150mL

1.レモンはたわしや粗塩でよく表面をこすって洗う。ピーラーでうすく皮をむく。苦味が出るので白い部分が入らないようにする。皮とウォッカを瓶に入れて密閉し、1~2日室温におく。皮の色が液体に移り、皮は色が抜けたらよい。

2.グラニュー糖と水を鍋に入れて温めながらグラニュー糖を溶かす。溶けたら室温まで冷ます。

3.1.の皮をこして除く。アルコールに2.のグラニュー糖液を加える。濁ってくる。びんに入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存すると風味を保てる。

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Photo_2 今回はグリーンレモンで作ったので緑色のリモンチェッロになりました。1.の段階で写真をとりました。液体はきれいな緑色に、皮は緑が抜けてしまっています。緑色は砂糖水を加えるとちょっとくすんできます。1日たつとすっかり皮の色が抜けてしまい、漬け込みすぎると苦味が出てしまうのでさっと引き上げたほうがいいと思います。

アルコール度数が高いのでよく冷えたものを少量キュッと飲んだり、氷を入れたり水や炭酸水で割って飲むとおいしいです。お料理教室ではレモンシャーベットにかけてありました。これはとってもおいしいです。皮しか使わなかったのでレモンの果肉が余ってしまいますから、シャーベットにすれば使い切れます。さっぱりしているので、お口直しにぴったりです。

アルコールはスピリタスという度数の高いウォッカを使いました。これは火気厳禁ですから、火の近くで使わないように!よく探すとお酒売り場で扱いがあると思います。

ふつうの果実酒で使うホワイトリカーは35度です。95度のウォッカのほうが皮の成分をよりたくさん抽出できます。皮の香り成分は油なので水よりもアルコールによく溶けます。アルコール度数が高いほうがよりたくさん抽出できます。砂糖溶液を加えると濁るのはアルコールには溶けていた油性成分が溶けきれずに出てくるので濁るといわれています。ホワイトリカーでは出来上がりが違ってくると思います。余ったウォッカは果実酒用、消毒用に使えます。

ホワイトリカーで作るレモン酒として果肉主体で皮は少しで作るレシピをよくみかけます。これは酸味がある仕上がりですがリモンチェッロは果肉を使わないのですっぱくありません。レモンの香りのする甘さと皮のほろ苦さのある出来上がりです。

これからは国産レモンが出回る時期です。無農薬のものも自然食品店で手に入ります。緑色のものから黄色のものに移っていくので、次は黄色いリモンチェッロを作ろうかと思います。

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