なめろうは千葉の郷土料理です。新鮮なあじやいわしとみそ、薬味を包丁でたたいたもので、ごはんにもお酒のおつまみにもぴったりです。
今はさんまがおいしくて安い時期なので、刺身用のさんまを買ってきて作ってみました。
脂ののったさんまと薬味、みその風味がよくてまた作って食べたいものです。でも、作ったらすぐ食べるのがよいので、作りおきはできません。できたての風味を楽しんでいます。
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[材料](2~3人分)
さんま(刺身用) 1尾、ねぎ 5~10cmくらい、みょうが 1個、大葉 1枚、おろししょうが 小さじ1、みそ 小さじ1、しょうゆ 少々、白いりごま 少々
[作り方]
1.さんまは三枚におろす。腹骨と大きな中骨をとり、皮をむく。
2.ねぎ、みょうが、大葉はみじん切りにしてさっと水にさらして水分を切る。
3.1.と2.とおろししょうが、みそ、しょうゆを入れて包丁でたたく。さんまのかたまりが少しあるけれどねばりが出てくるくらいになったら皿に盛り、白いりごまを散らす。
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さんまは刺身用におろしたものも売られていますので手抜きしたいときはそれを使ってもよいです。薬味はねぎとしょうがは必ず使いますがみょうが、大葉はないときは省略することもあります。今回はみょうがは使い、手元になかった大葉は省略しました。
薬味や調味料の量は味見しながら適当に加えてください。漁師料理なので豪快に、でいいと思います。
青魚はDHAやEPAなどいい成分をたくさん含んでいますが空気中の酸素などで酸化して劣化するのが早いです。たたいてこまかくしてしまうと空気に触れる面積が増えてすぐだめになってしまいます。魚売り場でもなめろうに加工されて売られているのは見たことがありません。作っておいておくことはせず、作りたてを食べるのがよいです。三枚におろして薬味を用意しておいて、食事の直前にたたいています。
お刺身はきれいに切って盛られているものはラクでいいのですが、サクで買ったり自分でおろしたほうが空気に触れる時間や面積が少ないのでよいようです。さんま、あじ、いわしなどはおろすのはそれほど難しくなく、しかもたたいてしまうのでうまくおろせなくてもごまかせます。魚をさばく練習をしたいとき、きれいにできたらお刺身にして、失敗作はなめろうにして、というのはいかがでしょう。なめろうにするのがもったいないくらいきれいにできるとうれしいのですが。。。。
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