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こたつのぬくもり

楽しむ台所から、おいしい生活。

さんまのなめろう

2008-10-20 09:10:24 | 魚のおかず

Photo なめろうは千葉の郷土料理です。新鮮なあじやいわしとみそ、薬味を包丁でたたいたもので、ごはんにもお酒のおつまみにもぴったりです。

今はさんまがおいしくて安い時期なので、刺身用のさんまを買ってきて作ってみました。

脂ののったさんまと薬味、みその風味がよくてまた作って食べたいものです。でも、作ったらすぐ食べるのがよいので、作りおきはできません。できたての風味を楽しんでいます。

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[材料](2~3人分)

さんま(刺身用) 1尾、ねぎ 5~10cmくらい、みょうが 1個、大葉 1枚、おろししょうが 小さじ1、みそ 小さじ1、しょうゆ 少々、白いりごま 少々

[作り方]

1.さんまは三枚におろす。腹骨と大きな中骨をとり、皮をむく。

2.ねぎ、みょうが、大葉はみじん切りにしてさっと水にさらして水分を切る。

3.1.と2.とおろししょうが、みそ、しょうゆを入れて包丁でたたく。さんまのかたまりが少しあるけれどねばりが出てくるくらいになったら皿に盛り、白いりごまを散らす。

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さんまは刺身用におろしたものも売られていますので手抜きしたいときはそれを使ってもよいです。薬味はねぎとしょうがは必ず使いますがみょうが、大葉はないときは省略することもあります。今回はみょうがは使い、手元になかった大葉は省略しました。

薬味や調味料の量は味見しながら適当に加えてください。漁師料理なので豪快に、でいいと思います。

青魚はDHAやEPAなどいい成分をたくさん含んでいますが空気中の酸素などで酸化して劣化するのが早いです。たたいてこまかくしてしまうと空気に触れる面積が増えてすぐだめになってしまいます。魚売り場でもなめろうに加工されて売られているのは見たことがありません。作っておいておくことはせず、作りたてを食べるのがよいです。三枚におろして薬味を用意しておいて、食事の直前にたたいています。

お刺身はきれいに切って盛られているものはラクでいいのですが、サクで買ったり自分でおろしたほうが空気に触れる時間や面積が少ないのでよいようです。さんま、あじ、いわしなどはおろすのはそれほど難しくなく、しかもたたいてしまうのでうまくおろせなくてもごまかせます。魚をさばく練習をしたいとき、きれいにできたらお刺身にして、失敗作はなめろうにして、というのはいかがでしょう。なめろうにするのがもったいないくらいきれいにできるとうれしいのですが。。。。

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鯛の煮こごり

2008-08-23 23:48:58 | 魚のおかず

Photo 魚の煮付けを作った後の汁は冷蔵庫に入れておくとゼリー状に固まって、ぷるんとしておいしいものです。鯛のアラで作ったスープが残っていたので、味つけをして冷やしてみました。

ぷるんと固まった汁はコラーゲンたっぷりのはかないゼラチン。室温に置いておくとすぐ溶けてしまいます。

食事のはじめに食べるおつまみとして少量添えて楽しみました。残り物で作ったけれど、おいしいおかずです。

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[材料]

鯛のアラご飯でとったスープ 1カップ、うすくちしょうゆ 小さじ1、みりん 小さじ1、鯛の身 適量、塩 適量

[作り方]

1.鯛のスープを温めて調味料を入れて味をととのえる。身をほぐして入れ、タッパーに入れる。

2.冷蔵庫でしっかり冷やしたら適当な大きさに切る。冷たく固まっているうちにいただく。

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量が少ないので小さめのタッパーに入れて冷やしました。形のきれいな容器だと羊羹みたいに角が出てきちんとした料理に見えるのですが、タッパーだとカーブがあって、きれいには仕上がりません。家庭だからいいとしました。小さな容器に入れて一人分ずつのゼリーのようにすればお客様料理っぽくなるかもしれませんね。

おつまみを想定して、味はしっかりめにしましたが、好みで塩加減を調節してください。煮魚の煮汁も残ったら身を少し入れて固めるとおつまみになります。あまり濃い煮汁だと食べるのが大変だし、面倒なときは捨ててしまうこともあるのですが、煮魚を作って残ったとき、冷蔵庫に入れておいて固まった煮汁はスプーンですくって食べることもあります。

コラーゲン、コラーゲンと思いながら食べる、お肌によさそうな煮汁。鶏や魚のスープは疲れたお肌に効きそうです。

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ししゃもの燻製

2008-07-03 14:43:42 | 魚のおかず

Photo 家にお客様を招いてごはんを食べるときにたいてい燻製をひとつ作ります。いぶしただけでもいつもと違う風味が加わって、ちょっとしたおつまみに早変わりしてしまいます。

大きなものをみんなで食べるよりも一つが小さいものがいいとあれこれ悩んで、干物コーナーへ。そういえば作ったことがなかったなあと思って子持ちししゃもにしました。

塩味がついていて簡単、しかもおいしいので干物は燻製にぴったりです。

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[材料]

ししゃも 10尾程度

[作り方]

1.ししゃもは表面の水分をよくふきとり、できれば扇風機等で表面の水分をとばしておく(煙がのりやすくなる)。

2.10分~20分程度、様子をみながらくんせいする。

[燻製のしかた]

1.鉄製の中華なべの中にアルミホイルをしく。フッ素加工は空焚きになるので不可。

2.スモーク用チップをひとつかみ入れ、中華なべの深さの中間くらいに置けるような大きさの網をおく。このときチップと網が接しないようにする。

3.食材を網の上にのせる。

4.中華なべ全体をフタするようにアルミホイルをかぶせる。

5.中華なべを火にかける。はじめは強火にし、けむりがアルミホイルのすきまから出るようになったら、ほんの少し煙が出る程度に弱火に調整してスモークする。

6.スモークが終わったら食材を取り出す。チップに水をかけて消火しておく。

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スモークするときに魚から水分が出てきてチップにかかることがあります。水分で煙がのりにくくなり、チップが湿ってうまくスモークできなかったり、煙の香りでないものが漂ってきてうまくいかないかもしれません。そのときは網の上に魚をのせるとき、アルミホイルをしいてのせるといいでしょう。途中で魚をひっくり返して両面に煙がつくようにするとよいです。

写真は色はあまりついていませんが、じゅうぶんスモークの香りがついています。色を出したいときはザラメをチップに混ぜるといいみたいです。

スモークしただけで火が通ったようなので、そのあと焼きませんでしたが、火の通りが不安なときは軽く焼いてください。冷凍や冷蔵してあったししゃもがまだ冷たいうちにスモークするときは注意してください。

ししゃもと言っていますが、これは安く手に入るカラフトシシャモ(カペリン)というもので、本当のししゃもではありません。本当のししゃもは北海道の一部でしか獲れない希少品です。今回は卵がある子持ちシシャモを使いました。本当のししゃもが手に入ったらゼイタクにそれを使ったスモークもいいかもしれませんね。

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ちりめん山椒

2008-06-09 20:22:51 | 魚のおかず

Photo_2 実山椒煮を使ってちりめん山椒を作ってみました。

ちりめん山椒といったら京都です。京都のおみやげや物産展、デパ地下などでちりめん山椒を買うことがあります。自分でも作れないかなあと思っていて、ようやく実行しました。

山椒を煮るところから考えると長い道のり。。。でも山椒を買ってくれば簡単に作れるので、小魚類の常備菜として作っておくとよさそうです。山椒がピリリと辛くて風味がよく残っているちりめん山椒になりました。

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[材料]

ちりめんじゃこ 100g、実山椒煮 大さじ1、水 100mL、日本酒 100mL、みりん 大さじ2、うすくちしょうゆ 大さじ2、砂糖 小さじ1/2

[作り方]

1.ちりめんじゃこはざるに入れて熱湯をかけ、臭みと塩分をとる。水気をきる。

2.鍋にみりん以外の調味料とちりめんじゃこを入れて中~弱火で煮る。煮汁がかなり少なくなってきたらみりんと山椒の実を入れて混ぜる。煮汁がなくなったら火を止め、ざるやバットにあけて水分を飛ばしながら冷ます(できれば2時間くらい干すとよい)。

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煮ている時間は15分~30分、簡単に作れました。ちりめんじゃこは小さめのものを使いました。小さいほうが口当たりがやさしくてやわらかそうです。しらすだと水分が多くて向かないので、乾いているちりめんじゃこを使います。

調味料はみりん以外を煮立ててからじゃこを入れる方法などもあるようですが、アルコールが飛ぶときに生臭みも飛ぶと思うので、はじめの調味料とじゃこは一緒に入れてしまいました。みりんを先に入れるとべたつくという説もあるので、あとで入れる方法をのせましたが、一緒に入れてしまってもおいしく作れます。さんしょうは煮てあるのであとから入れました。ゆでただけの青山椒を使う場合ははじめから入れます。

煮汁はできるだけなくすように、でもこげないようにします。出来上がったあとに水分を飛ばすように干すと保存性が上がります。自宅用で冷蔵庫に保存して早めに食べるならそんなにカラカラにしなくてもいいと思いますが汁気がないようにします。今回はソフトタイプといった仕上がりになりました。

山椒が入ると生臭みが消えてさわやかな辛味が加わります。市販の山椒の佃煮などでもいいと思います。辛味具合が物によって違うこともあるので山椒の量はお好みで。私は辛味がけっこうある山椒なので大量には入れませんでした。

山椒とちりめんじゃこのうまみがよくあいます。たいしたおかずがなくても炊きたてのごはんにちりめんじゃこがあれば幸せです。

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あじのソテー トマトソース添え

2008-05-22 23:20:08 | 魚のおかず

Photo あじが一山いくら、と安く売られていたので買ってきました。加熱用トマトというのも一緒に買ったので洋風のおかずにしてみました。

加熱用トマトは加熱して塩味をつけただけで、他のものを加えていないので酸味が強く、ソースにはぴったりです。

今年はベランダ園芸で加熱用トマトを育てているので予習のつもりです。りっぱに育ってトマトソースを作る気満々なんですけど、どうなることやら。。。

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[材料]

あじ(中) 5~6尾、小麦粉(強力粉) 適量、塩 適量、サラダ油 適量

(トマトソース) 加熱用トマト 3~5個、塩 適量

[作り方]

1.あじはせいごやうろこをとり、頭と内臓をとって開く。軽く洗って水気をふきとったら骨をとり、身と皮だけにする。塩をふり、小麦粉をまぶしておく。

2.トマトソースを作る。トマトはざく切りにしてフライパンで火を通す。煮崩れてきたらざるで種や皮をこしとる。再びフライパンに入れて少し煮詰めてとろみをつけ、塩で味をととのえる。

3.多目の油をしいたフライパンであじを揚げるように焼く。こんがり両面焼けたらペーパータオルで余分な油をとっておく。

4.皿にトマトソースをしき、あじを重ねてのせて上から好みでパセリを散らす。

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あじは小さめだったので、開いてみたら10cm四方くらいでした。焼くとさらに小さくなってしまいました。身がやわらかいので半身ずつに分かれてしまうものもありました。はじめから三枚におろしてもよいかと思います。大きめのあじなら三枚におろしたほうがよいです。

加熱用トマトは生でも食べられますが、加熱すると甘みがより出てくるようです。ちょっとざらっとした感じの食感だったみたいです。たねがかためで口当りが悪いのでこしました。トマトは皮にうまみがあるようなので、一緒に煮込んでたねと一緒にこしました。フレッシュな風味がある自家製のトマトピューレになって、そのままいろんな料理に使えそうです。加熱用というだけで安い場合もあるので、あったら買ってみるのもいいかと思います。

もしなければトマト水煮缶や市販のトマトピューレでもいいかと思います。トマトケチャップは味が濃いので、もし使うなら少量でいいと思います。

あじのかりっとした焼き上がりがおいしいです。大きめのあじやさばなら小さくスライスしてかりっと焼くといいかもしれませんね。材料は少ないけれどちょっとしたディナーっていう感じになりました。

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焼きはまぐり

2008-05-19 23:10:13 | 魚のおかず

Photo 週末に今年3回目の潮干狩りに行きました。今回は少し沖のほうまで行ったので、これまでとは違った貝がいろいろありました。同じ浜でも場所によって違うので、潮干狩りはまだまだ飽きそうにありません。

あさりの大きさもかなりよく、はまぐりもいくつかとれました。大収穫でした。

せっかくはまぐりがとれたので、焼きはまぐりにしました。手を加えなくてもいいくらいの濃い味がしました。

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[材料]

はまぐり 適量

[作り方]

1.はまぐりは海水(または3%程度の塩水)で数時間砂をはかせる。その後30分以上海水から出してざるにあげて余分な海水を切る。汚れを真水で洗う。

2.はまぐりのちょうつがいの部分を包丁で切り落とす。黒いものが貝のつなぎ目にある。

3.焼き網の上にはまぐりをのせる。蒸気が貝のすき間から出てきてわずかに貝が開きかけたら一度火からおろす。貝をひらいて身がついているほうだけ再び網の上にのせる。汁が出てきて沸騰し、貝が煮えたら皿に盛る。

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焼くだけなのですが、いつもそのまま焼いてしまい、汁が流れてしまってもったいない状態でした。それを防ぐ焼き方をしてみました。

網の上で焼くと必ず身が上について開きます。これは熱で貝と身をくっつけている貝柱がはがれるためで、火が通っていない上のほうに身がついて貝が開きます。これはどうしようもないので貝がらをつないでいるちょうつがい部分を切り落とし、火が通っても貝が開かないようにします。

やっと貝と身がはずれるくらいになったら火からおろして下側の貝をとりのぞきます。このとき汁がこぼれてもよいよう、皿の上で開きます。熱いので気をつけます。身がついている上の貝はそれほど熱くありませんが、下側は熱いです。下側の身に火が通っていないと貝がはずれないので、そのときはもう少し火を通します。このとき多少汁がこぼれますが、生っぽい身からはもっとたくさん汁が出てくるので大丈夫です。

貝をはずしたところでは身はまだ生っぽいのでもう一度火を通します。汁がたくさん出ていて、汁がこぼれそうなときは貝がななめにならないよう、しいたけの足やブロッコリーの軸などの野菜を貝の下にしいて液面を平らにします。

焼けたはまぐりはそのままでもじゅうぶんおいしいです。好みでしょうゆ、ポン酢を入れてもいいし、洋風にバターやにんにくを入れてもいいかと思います。

潮干狩りは砂遊びをしているようで楽しく、またおいしいイベントで飽きそうにありません。だんだん道具もそろってきて、毎年のイベントになりそうです。

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稚鮎のソテー

2008-05-09 23:24:30 | 魚のおかず

Photo 稚鮎が夕方に安くなっていたので買ってみました。

なかなか見かけなかったので興味はあったのですが、使ったことがありませんでした。どうやって食べようかと思って、結局シンプルなソテーにしました。

少し酸味のあるドレッシングをかけて、たで酢のようにきれいな緑をイメージして、おろしたきゅうりを添えました。

多めの油でカリッと揚げ焼きしたので香ばしく、苦味もあって今年の初鮎になりました。

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[材料]

稚鮎 10匹、塩 適量、強力粉 適量、油 多めに適量、きゅうり 1本

(ドレッシング) オリーブオイル 大さじ2、白ワインビネガー 大さじ1、塩 少々

[材料]

1.稚鮎は洗い、水気をふきとったら塩をかるくふって強力粉をまぶす。フライパンに多めの油をしき、稚鮎を揚げるように焼く。こんがり色がついたら油をきって取り出す。

2.きゅうりはおろして軽く水気をきっておく。ドレッシングの材料は混ぜておく。

3.皿にきゅうりをのせ、その上に稚鮎をおいてドレッシングをかける。

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シンプルなドレッシングときゅうりでさっぱりした味です。カリッとした鮎のひれがおいしいです。稚鮎はわかさぎくらいの小ささなので丸ごと食べられます。油は1cmくらいの深さまで入れているので、揚げるといったほうが近いかもしれません。魚を揚げるとすぐ油が傷むので、次にあまり使えず油がもったいないこともあって、少ししか使っていませんが、ふつうに揚げるようにしてもよいです。少ない油では温度調節が難しくて油の温度がすぐに上がり発火する恐れもあるのできをつけましょう。

ほかにトマトソースなどもあいそうです。バルサミコ酢でドレッシングをつくったりしてアレンジしてもいいです。いろんな味で食べてみるのもよいと思います。ちょっと季節感のある食卓になりました。

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あさりの佃煮

2008-04-25 22:45:08 | 魚のおかず

Photo 今年も潮干狩りのシーズンになりました。さっそく行ってきました。

上半身は防寒していきましたが、海に浸かるひざ下は濡れてもいい格好だったので、足が少し冷たくて、次からは長靴を用意しようと思ったくらいです。

あさりは大きいものがごろごろしていて、身もしっかり入っていておいしかったです。

たくさんあったので佃煮にしました。あさりの滋味にしょうががアクセントになって、おいしいごはんの友です。

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[材料]

あさり 殻つきで1kg分くらい(蒸してむき身にして150~200g程度)、しょうがせん切り 1かけ、こいくちしょうゆ 大さじ2弱、酒 大さじ1、みりん 大さじ1、砂糖 大さじ1強、水あめ 小さじ1~2

[作り方]

1.あさりはごく少量の水で蒸して開かせる。開いたらすぐに取り出して、まだ開いていない貝を開かせるようにする。殻から身をナイフでていねいにはずしておく。汁はとっておく。

2.鍋に1.のあさりの蒸し汁1カップ(足りなければ水を加える)、調味料、しょうがのせん切りを加えて火にかける。沸騰したら中弱火にしてあさりを入れ、アクをとりながら20分程度煮る。あさりが少し出るくらいの汁の量で火を止めてふたをしてそのまま冷まして味をなじませる。

3.あさりを取り出し、再び火にかけて煮汁を煮詰める。足りない調味料があったら少し足してちょうどいい濃さのところまで煮詰めてあさりを戻す。水あめを入れてひと煮立ちしたら火を止めてそのまま冷ます。汁をきって冷蔵保存する。

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あさりに味がなじむよう、火を止めてから自然に冷まして少しずつ煮詰めました。あさりが固くなるのを防ぐために5分くらい煮たら取り出しておき、煮汁を煮詰めて最後にからめるという人もいるようです。ちゃんと煮汁がしみこむならいいのですが、味がしみていないと保存がきかないかもしれないので、味をしみこませるように煮てみました。

しょうがは生臭さを消してくれます。ほかに山椒の実もおいしそうです。

あさりは生のむき身のほうがおいしいという話もありますが、むくのが大変そうなのと、冷凍保存したあさりを使うときはさらにむくのが大変なので、蒸して口を開かせる簡単な方法をとりました。むき身が市販されているのを使うともっと楽かもしれません。

味は好みで調節してください。あさりの塩味によってはしょうゆを減らしたほうがいい場合もあります。味見しながらバランスをとってください。水あめはつやが出るかと思って加えました。なければ使わなくてもよいです。煮詰めすぎて味が濃くなってしまったら水を加えてうすめて、煮立たせてから火を止めれば大丈夫だと思います。

1kgのあさりがほんとに少しになってしまいます。殻ばっかりです。またとりに行かないと。。。

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あじの開き

2008-04-15 21:29:04 | 魚のおかず

Photo 先日、中くらいのあじが5尾入って安く売られていました。刺身になるというので、3尾を刺身用にさばいてその日に食べました。残りはとても食べきれないので、開きにして次の日に食べるように加工しました。

あじにちょうどいい出刃包丁を買ったので使ってみました。普通の包丁よりはうまくさばけるような気になりました(気のせいかな)。3回は刺身用に3枚おろしして中骨は腹骨をとって皮をむいて、と手間がかかったのですが、開き用の2回は開くだけなので簡単に感じました。たまにしかやりませんが、いい練習になりました。

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[材料]

あじ、塩 ほかにピチット(脱水シート、大25×35cm)

[作り方]

1.あじは腹開きする。内臓とえらをとり、汚れを洗い流す。骨やえらのあたりの血は念入りに洗う。

2.3%の塩水(500mLの水に15gの塩)をつくり、あじを入れて1時間ほどおく。

3.あじを取り出し、余分な水分をペーパータオルでふきとる。脱水シートでぴったりくるんで1晩~1日冷蔵庫に入れておく。脱水シートをはがして焼く。

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あじに均等に塩分がゆきわたるよう、塩水につける方法にしました。以前載せた かますの干物と同じ作り方です。

あじは中くらいの大きさのものを使いました。ピチット大なら2つ包めました。あまり小さいあじだと食べるところが少なくなるので、中~大あじで作ります。

水分の抜き具合は好みでいいと思います。ずっと脱水シートにくるんでおくと干からびたようになってジューシーさがなくなってしまうかもしれないので、適当なところではずして保存してください。

脱水シートを使いましたが、風通しのいい外の日陰に干したり、冷蔵庫にラップなしで入れておいたりしてもいいと思います。ただ、外に干すのは冬の寒いときならいいですが、弱ったり風味が落ちたりするので冬以外はやめておいたほうがいいでしょう。脱水シートが簡単でうまくできるので干物を作るのがラクになりました。

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エビカツ

2008-04-04 22:47:57 | 魚のおかず

Photo 実家にいた頃、母があるときエビカツを買ってきました。それがものすごくおいしくて、エビカツのおかずが出るとうれしくなったものです。デパートのお惣菜店にあることを知って値段を見たら高くてびっくり!安く作れないものかと思いました。

小エビを1パック買ってきて作ってみました。そうしたらエビがぷりっとしてうまくできました。手間はかかるけど、値段は1/3くらいで作れそうです。お惣菜店はこの手間をお金で解決してるんだな、と実感してしまいました。

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[材料]

生の殻なし小エビ(太さ1~1.5cm、丸まっている大きさで3~4cmくらいの赤みがかったもの) 250g、溶き卵 小さじ1、片栗粉 大さじ1、白ワイン 小さじ1、塩、こしょう

(衣) 卵、小麦粉、パン粉  ほかに揚げ油適量

[作り方]

1.えびは海水程度(3%)の塩水で洗い、背ワタをとる。えびの半分は包丁でたたいてミンチにし、塩小さじ1/4を入れて少しねばるまでたたく。白ワイン、こしょう、卵を入れてよく混ぜる。

2.残り半分のエビは大きさを半分くらいに切り、片栗粉をまぶしてミンチとまぜる。4等分し、小判状にまとめる。手に油を少しつけるとまとめやすい。

3.2.を小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて揚げる。

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材料はシンプルで、えびたっぷりにしました。白ワインは日本酒でもいいです。エビはインドネシア産の解凍生エビを使いました。エビによって食感なども違うと思いますが、いろいろ試しているわけではないのでわかりません。

エビをエビでつないでまとめてあるのですが、そのまま使うエビは大きすぎるとまとめにくいので、なんとかまとまるくらいの大きさに切ります。カツの大きさは小さめのほうが火が通りやすいです。揚げるときはあまり高温になりすぎないように、中まで火が通ってきつね色になるようにします。温度が高いとすぐきつね色になって中が生ということになります。

食べるときは塩、ソース、ケチャップ、トマトソース、タルタルソースなどお好みでかけてみてください。

材料はシンプルだけどエビをたたく手間と家でフライを揚げる手間がかかります。でもその手間をかけてもいいかな、と思う出来上がりです。

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