青空の詩

思いのままに、溢れる気持ちを。たくさんの「たいせつな人たち」へ。

あこがれ。

2006-09-09 | 雑記
篠原美也子、という人を知っていますか?
もうずっと昔、10年以上前から歌ってきている人なんですが。
彼女は出会ってから今日まで、ずっと私の「あこがれ」であり続けています。

☆☆☆

1993年、彼女はメジャーの扉を開きました。
「平成の中島みゆき」と謳われ、鳴り物入りでデビューしたものの、後に彼女自身も言っているように「鳴かず飛ばず」で、いつしかメジャー界からはいなくなり、私は彼女を見失ってしまいました。

それからどれくらい経ったころでしょうか、私は今の仕事に就きました。
そして、日々の中でごく自然に彼女のことを調べ、情報を得ました。
引き当てがかかったときには、「まだ歌ってるんだ!!!」と、とても胸が躍ったことを覚えています。
私にとってはまさに、驚きと感動の再会でした。

私が追いきれなかった数年の間に、彼女は結婚し、一児の母になっていました。

そして今。
子育てをしながら、コンスタントに音源を発表しています。

☆☆☆

最近、ちょっと機会があって改めて彼女の作品群(特に歌詞)に触れています。
当時、大好きだったけど好きと言えなかった人に餞別代りにともらったデビューアルバム。
それからずっと追い続けてきた、ひとつひとつの足跡。
どれもこれも、大切な曲ばかり。

彼女の選ぶ言葉たちは必ずしも明るい世界ではありません。
だからきっと、好きではないという人も多くいることでしょう。
でもだからこそ私は、そんなところが人間臭くて大好きなのです。

時に癒され、時に勇気付けられ、時に憧れ、時に打ちのめされ。
そんな毎日をありのままに肯定してくれる気がしたのです。

☆☆☆

残念ながら現在では、私が衝撃を受けたデビューアルバム「海になりたい青」は廃盤になってしまい、入手不可能です。
けれど、当時の曲をセルフカバーというかたちで録音したものが何枚かあるので、彼女の当時の楽曲に触れることは可能です。

よかったら触れてみてください。

参考までに、彼女の公式HP→room493