私にとって、広島に原爆を落とす日
3回目でした。
以下ネタバレの感想です。
戸塚さんかっこ良かったよ!
ディープ山崎だったよ!
今日の鬼気迫る演技はすごかった。
汗がすさまじかった。
基本的に、考えるな、感じろ!
と言ってくる舞台なのだけど、
笑えたし楽しかったです。
ビール胸からでるあるか?
ってきかれてこたえるシーンとか
すごい優しさを感じたよ。
出るよ、でも出るから良いってもんじゃないんだ、
と言い出し、部下に
ほら、お前のトコでも出ただろ?!
出るっていうまで聞くけどな!
とか言っちゃう。
本当は、ビアンカの好きな人がいった、
馬鹿馬鹿しい嘘なのに。
夏枝との出逢いの回想シーンでは、
こんなこと滅多にしないんですよ!
とか言って夏枝を助けるのに、
夏枝にドキドキしちゃってどうしようもないディープ山崎。
大きいのは声だけじゃないとか言い出し、
傘を下半身辺りでブラブラさせる。
何してんだよディープ山崎…!
好きだとか愛してるとか
そういうのは女から言えよ的なトコも
めんどくさぁ!
と思いつつ大笑い。
夏枝のハンカチを「おかずにします」とか。
コマ下駄履かせる前ににおい嗅いじゃう。
一人でテンパって、
夏枝をてこずる女だなみたいに言い出し、
結局ワァワァわめいた挙句夏枝を泣かし、
夏枝から渡してもらったハンカチを取り出し、
涙をふくようにいうディープ山崎。
何だよディープ山崎!
他にも、怒った態度を見せる夏枝に、
ふてくされて可愛さ見せつけてくるのやめろ!
みたいなこと言っちゃうディープ山崎。
基本的に小煩い、
夏枝に一目惚れした純情男。
そんな感じ。
ディープ山崎みてて面白い。
上司には嫌だな…(笑)。
最後の長台詞、最初台詞が飛んじゃってましたね。
最初から最後ギリギリまで、
とにかく賑やかな舞台。
その分ディープ山崎の最後の長台詞は、
最初の違う方の長台詞ともシンクロし、
舞台の終わりを告げてくれる。
夏枝が幸せになるよう、
とにかく祈るわけだけど、
母にだけは生きていて欲しいと願う。
なぜ?少し不思議。
夏枝は幸せになるべき女なのだと、
最後まで素直には好きとは言えなかったけど、
愛してやまない夏枝はこんなにも素晴らしい女なのだと、
両親への想いと共に話すディープ山崎。
ここら辺の独白は好き。
○○でありましょうや、夏枝は…
ここら辺のディープ山崎の言葉が優しい。
今日の昼も夕方も、
終わった後の晴れやかな笑顔を見て、
こちらまで嬉しい気持ちになりました。
手を振り、深々とお礼をする戸塚さん。
明日からの舞台も楽しみです。
好きなシーンは、
夏枝の足元でいう台詞。
好きだというほど、はしたなくないのです!
みたいなトコ。
あとね、
ディープ山崎が草履を履かせてあげるとこも、
一緒に夏枝と歌うとこも好き。
ジャニーズワールドの人間ハムスター…(^^;;
目が笑ってない戸塚さん。
ここら辺は大笑い。
せっかく3回観たのに、
怒涛の展開で内容覚え切れてないよ~(゜д゜lll)
不思議なのは、夏枝。
最初まだ原爆投下前だよね?
何で原爆症みたいな症状が出てるの?
夏枝がわかんないの…
ディープ山崎が夏枝を好きなのはわかるよ。
出逢いからしてベタ惚れ状態だし。
でも、それがどうして原爆投下まで出来たのかは、
まだわかんない。
何より、2人の愛がわからんのよ。
出逢いはわかったけど。
あー、もっと人生経験とかあればわかるのかなー
全然わかんない!
よし。
ここまで書いたけど、
まだ書こう(笑)。
小説の恨一郎版のキャラ説明だけ。
犬子恨一郎
主人公。朝鮮から日本へと来た。
現在母との2人暮らし。
頭が良くプライドが高い。
日本への愛国心はあるものの、
朝鮮人であるがゆえに、人からは愛国心を理解してもらえない。
また、朝鮮の生まれの為か、
日本が戦争に勝つ為にはどうすれば良いか、
第三者の目を持ち戦局を観れる為、
日本人には浮かばない手を提案出来る。
ただし、提案してうまく行けば立案者は日本人に変わり、
失敗すれば朝鮮人の考えた事の所為でと責められる。
大和魂は理解されず、その立場に苦しむ。
幼い頃百合子に出逢った。
朝鮮人として生まれたが為に差別を受ける恨一郎にとって、
出自による差別を受けていた百合子は、自分と重なる部分を持った、
支えとなる大切な存在であった。
結婚の約束をしていたが、
年頃になった頃、百合子に日本人が朝鮮人ふぜいとは結婚など出来ないと振られた。
この事により誇りが酷く傷つけられ、
百合子を恨んでいた。
百合子
髪島と呼ばれる離れ島に住んでいる一族の娘。
素晴らしい美貌を持つ。
一族は卑しい職業とされる泣き女をしているが、
それは表向きの姿であり、
実際はプロの暗殺集団である。
百合子は中でも一番の腕を持つ暗殺者であり、
暗殺したものを病死と見せかけることも容易に可能。
ヒ素が塗られたコップでコーヒーを飲んでも死なない程、毒には耐性がある。
幼い頃差別を受け泣いていたが、
恨一郎に守ってもらい、恋に落ちる。
ただし、恨一郎は昔一族が皆殺しにした朝鮮人の一族の生き残りであった為、
家族から猛反対を受けた。
暗殺者集団である一族が恨一郎を殺す事など容易な事。
その為、百合子は恨一郎を手酷く振り、
諦めさせることにした。
だが、運命の歯車は動き出し、
重宗の手によって恨一郎と百合子は再会を果たし…
続きは小説で!
てな感じです。
ここまで読んだ方いるのかな(笑)?
重宗は百合子の出自も何もかも知っているから、
百合子をドイツへと行かせるわけです。
ドイツへと行く事を命ぜられた百合子は、
一瞬恨一郎よりも位が高くなるのですが、
その立場を使い、どうにか恨一郎の気持ちを聞き出そうとする百合子が好きです。
本当はお互いに好き合ってますからね。
でも、恨一郎は最初手酷く振った百合子を許せなかった。
百合子は事情を話してませんから。
そんな話なのよ。