広島に原爆を落とす日。
2人の愛の話ですが、
最初見た時は戸惑ってばかり。
でも、何度も見ていくうちに、
何となく感想もうまれ、
ストーリー自体を追えるようになりました。
今から書くのは、
2人の愛はどんな愛の形だったのかな?
そんな事を考えて書いた感想です。
夏枝も素直にはなれないタイプで
京都の時点で日本は勝てないとわかっていたけど、
でも、ディープ山崎を前に、
敗戦という既定路線について話せない。
かと言って、勝ってください。などと、
ディープ山崎を騙すことは出来ない。
葛藤しかないですよね。
重宗との関係もありますし、
自分だって軍関係者としての責務を果たさねばならない夏枝。
でも、一人の女性としては、
ディープ山崎に愛され、
力強く抱き締めて欲しいと願う。
そんな夏枝は、結局素直にはなれないまま戦場へ行きますよね。
その結果、ディープ山崎は夏枝の気持ちもわからぬまま
でも、愛する気持ちは双方変わらぬまま、
時だけは過ぎていく。
お互いがお互いを大切過ぎて、
戦争を理由に相手に愛を打ち明けるだなんて、
そんな理由ではなくて、
ただ愛しているから、
その理由だけで愛を伝えられたら
お互い一人の人間としてだけ
何のしがらみもなく関わり合えたら良かったのに…
そう思っていたのだろうな。
特に夏枝は。
ディープ山崎は、
夏枝が思う通りの答えをくれず、
なぜ言ってくれないのだろうと思っていただろうな。
かといって乱暴に扱って言わせるなんて考えられない。
大切で、家族になって欲しい相手だから。
そして、再会した時に、
ようやく、夏枝の髪型を
「似合ってる、美しい。」
とだけは素直に伝えられたディープ山崎。
あのシーン好きでした。
夏枝の事をしっかりと見つめ、
「髪切ったの?大人っぽくなったね。」
そこだけは茶化さなかった。
夏枝も、
思い出ばかり話していましたが、
ドイツにいた時、
「あなたの事ばかり考えていたんです。」
そう伝えました。
夏枝は原爆を落として欲しい、
それは個人の意思で落として欲しい、
そうディープ山崎に言いました。
最初は意味がわからなかったんです。
ディープ山崎も、戸惑っていました。
ただ、敗戦は決まりましたが、
歴史に名を残し、
日本でデモクラシーを花咲かせる事を願うディープ山崎だから、
せめて、デモクラシーを花咲かせる為の
そのキッカケを作らせてあげたい。
そう夏枝は思ったと思うんです。
でも、最後のその瞬間だけは独り占めしたい。
そして、その時にだけは
私とディープ山崎2人の愛だけが存在していて欲しい。
そういう気持ちがあったのかなぁ、と。
だから、原爆投下はディープ山崎の意思であって欲しかったし
個人的な事にして欲しかった。
そして、自分は広島に行くと言ったのかな。
ディープ山崎からの気持ちを受け取る為に。
私は、戦後2人でいくらでも幸せになれば良いのに…
と思います。
ただ、その場合、戦後では考え方も変わりますし、
戦時中の事を思い出しては、
2人はやり切れない気持ちになるでしょう。
なぜ、自分だけ生き残れたのかと。
ドイツでの子供たちの姿さえ忘れられぬ夏枝ですから、
祖国の戦時中の姿となれば、
一生頭についてまわるでしょうし。
何ですかね、難しいです。
終わってしまえばいくらでも言えますが、
当事者となれば、
それが正解なのかもしれないし。
ただ、2人の愛は、あれが正解なんでしょう。
2人の事ですから。
私は、生きていたいですけどね。
2人の愛の話ですが、
最初見た時は戸惑ってばかり。
でも、何度も見ていくうちに、
何となく感想もうまれ、
ストーリー自体を追えるようになりました。
今から書くのは、
2人の愛はどんな愛の形だったのかな?
そんな事を考えて書いた感想です。
夏枝も素直にはなれないタイプで
京都の時点で日本は勝てないとわかっていたけど、
でも、ディープ山崎を前に、
敗戦という既定路線について話せない。
かと言って、勝ってください。などと、
ディープ山崎を騙すことは出来ない。
葛藤しかないですよね。
重宗との関係もありますし、
自分だって軍関係者としての責務を果たさねばならない夏枝。
でも、一人の女性としては、
ディープ山崎に愛され、
力強く抱き締めて欲しいと願う。
そんな夏枝は、結局素直にはなれないまま戦場へ行きますよね。
その結果、ディープ山崎は夏枝の気持ちもわからぬまま
でも、愛する気持ちは双方変わらぬまま、
時だけは過ぎていく。
お互いがお互いを大切過ぎて、
戦争を理由に相手に愛を打ち明けるだなんて、
そんな理由ではなくて、
ただ愛しているから、
その理由だけで愛を伝えられたら
お互い一人の人間としてだけ
何のしがらみもなく関わり合えたら良かったのに…
そう思っていたのだろうな。
特に夏枝は。
ディープ山崎は、
夏枝が思う通りの答えをくれず、
なぜ言ってくれないのだろうと思っていただろうな。
かといって乱暴に扱って言わせるなんて考えられない。
大切で、家族になって欲しい相手だから。
そして、再会した時に、
ようやく、夏枝の髪型を
「似合ってる、美しい。」
とだけは素直に伝えられたディープ山崎。
あのシーン好きでした。
夏枝の事をしっかりと見つめ、
「髪切ったの?大人っぽくなったね。」
そこだけは茶化さなかった。
夏枝も、
思い出ばかり話していましたが、
ドイツにいた時、
「あなたの事ばかり考えていたんです。」
そう伝えました。
夏枝は原爆を落として欲しい、
それは個人の意思で落として欲しい、
そうディープ山崎に言いました。
最初は意味がわからなかったんです。
ディープ山崎も、戸惑っていました。
ただ、敗戦は決まりましたが、
歴史に名を残し、
日本でデモクラシーを花咲かせる事を願うディープ山崎だから、
せめて、デモクラシーを花咲かせる為の
そのキッカケを作らせてあげたい。
そう夏枝は思ったと思うんです。
でも、最後のその瞬間だけは独り占めしたい。
そして、その時にだけは
私とディープ山崎2人の愛だけが存在していて欲しい。
そういう気持ちがあったのかなぁ、と。
だから、原爆投下はディープ山崎の意思であって欲しかったし
個人的な事にして欲しかった。
そして、自分は広島に行くと言ったのかな。
ディープ山崎からの気持ちを受け取る為に。
私は、戦後2人でいくらでも幸せになれば良いのに…
と思います。
ただ、その場合、戦後では考え方も変わりますし、
戦時中の事を思い出しては、
2人はやり切れない気持ちになるでしょう。
なぜ、自分だけ生き残れたのかと。
ドイツでの子供たちの姿さえ忘れられぬ夏枝ですから、
祖国の戦時中の姿となれば、
一生頭についてまわるでしょうし。
何ですかね、難しいです。
終わってしまえばいくらでも言えますが、
当事者となれば、
それが正解なのかもしれないし。
ただ、2人の愛は、あれが正解なんでしょう。
2人の事ですから。
私は、生きていたいですけどね。