池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

三鷹の森ジブリ美術館

2019-04-14 16:40:19 | 見学・観賞

先々週の福島に続いて、妻の実家の葬儀に行ってきました。

その間の記事、科学技術館、国立科学博物館と、ちょっと佐賀旅行からの流れから唐突感が感じられたかもしれませんが、

しばらく前に行った時、書き留めておいたものをこのタイミングでアップし、間を埋めさせていただきました。

なんだか、こういうのは続くもので、続くのも嫌なものです。

とりわけ、娘の旦那に対して、非常に好意を持ってくださり、歴史などの趣味も合った義父の他界は、妻の実家を往復する体力的な疲れよりも、後を引く心の疲れが重くのしかかります。

しかし、大往生であったと思いますし、一年前に先立った義母と共に、高いところから見守って頂きたいと思います。

他方、うちの方は、父母ともに元気過ぎ、活動的過ぎて心配です(山で遭難して、救助ヘリの費用何百万円とか請求が来ても困るし)

 

さて、そんな慌ただしい先週の後半でしたが、

三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました。

ナウシカもトトロも好きですし、見ないわけではないのですが、私的にはそれほど、、、しかも、作品リストで確認したら、いくつか飛ばしつつ、最後に劇場で観たのは「ゲド戦記(2006)」でした。

では何故、というと、奥さんが行きたい行きたいと主張して、先月、ようやくチケットが取れたのが、この日時だったので、

実家からの帰宅で疲れてはいたものの、せっかくなので三鷹まで足を運びました。

 

ところで、池上から三鷹まで、車(もしくは私の徒歩)であれば、環八を上って、府中街道に曲がれば近いような思えますが、電車となると新宿に出るか、川崎から南武線で立川行って(ないない)、と割と面倒です。

その新宿に出て、中央線で行くことにしました。

30年近く前、初期配属が三鷹であったので、なんとなく懐かしさがあります。駅前は記憶と全く異なっていましたが、

その南口から、送迎バスでもいいのですが、有料だし、早めについたのと、自分の思い出から玉川上水に沿って歩いて行きたかったので、奥さんを騙してそうしました。

駅からは1kmちょっと。徒歩15分くらいです。

それでも、トトロの受付に早く到着してしまったのですが

混んでいなければ、前倒しで入れるのでしょうか。

「◯時のチケットをお持ちの方、早めに入れますよ〜」との案内に誘われて、入口へ。

予定時間より、30分ほど早く入ります。

でも、空いてはいませんね。。。

外観からも、思ったより大きくはないな、と。

入れば、やはり狭いな、

人多いな、と。

中は、写真を撮るよりは、ジブリの世界を感じてください、と撮影禁止(その通り)

でも、屋外と、屋内から屋外は可。

ふと思いましたが、「ジブリの世界観」って、なんとなくわかる気はしますが、ディズニーのように多様なキャラクターがいても、シンデレラ城の周りに集合すれば、それがディズニーのイメージあったり、ムーミンやピーナッツのように、固定のキャラクターが、固定の世界の中に収まっているのと違って、ジブリって、全く異なる、独立したストーリー、キャラクター、背景だから、こういう建物で表現するのって難しいよな、とこの建物のデザインを見て思いました。

建物だけみて、「ジブリだ」とは思わないはず。

そんな中、数少ないキャラクターものは、偽の受付のトトロと、

ラピュタの兵隊。唯一のフォトスポットかもしれない。

私としても、おふざけができたのは、この一箇所。ムスカの真似で「読める、読めるぞ!」

 

それ故にかな、ネコバスルームでは、ふかふかのネコバスに子供が入れるのですが、そのハシャギようたるや。

だって、抱きつくトトロ(TDLならミッキー)がいないんだものね。

そこで、奥さんと

「ここ、美術館だった」と。

展示も、どうやってアニメが作られるのか、の流れで構成され、その一部がセル画展のようにもなっていますが

展示のセル画も、こうやって作っていきますのサンプルで。デパートでやっているようなものではありません。

我々も、TDLのような、ジブリのキャラクターと触れ合える場所のような勘違いをしていました。

とすると、

アニメーターの仕事場的な狭さやごちゃごちゃ感はいいのですが、

さらに入場制限をきつくして、ゆっくり見られるようであったもいいのではないかと思いました。

美術館というコンセプトは理解できましたが、美術館としての運営はどうかな?

お土産というかグッズ売り場もぎゅう混みでしたし。

というか、グッズ売り場がぎゅう混みなことで、やはり「美術館」という認知ではなく、

私たち含めて、来場者の認識はジブリグッズショップに近いのかもしれません。

もっと、ゆっくり、ゆったりした時間で、美術館として見学できるチャンスはないものかな。

前日の長距離移動のせいもありますが、足の重たい帰宅となりました。

ではでは

 


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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