函館山の麓をぶらぶらしていると決まって目に付くこの標識。
「エゾヒキガエル」に注意。
沖縄の北部にも「カニ横断注意」「ヤドカリ横断注意」などといった標識ありますけれど、函館山ではイカではなく(当たり前か)カエルに注意するんですね~、とのんきに思う私。
しかし、このエゾヒキガエルって何ぞや?
なぜか中学時代くらいから「カエル」と異名をとる私。カエルの話がでると人事とは思えません。
…と、気になってはいたのですが、別に何も調べていませんでした(汗)。
しかし前の休日に立ち寄った、函館山の麓「函館八幡宮」このエゾヒキガエルさまが偶然いらっしゃったのです(←なぜ敬語?)。
うっ。ぐろ。から揚げにした食べたら美味しそう…というのは嘘。
函館八幡宮の「勾玉の池」内にはエゾヒキガエルがウジャウジャ。茶色くてでっかくてイボイボがグロテスクなので、カエル好きの私でさえ、気色悪くなるほどの光景でした。
なんでもこのエゾヒキガエルは一説によると函館山にしか生息していず、函館山の麓で産まれて、まだ山のどっかに行ってしまい、数年後にまた函館山の麓にもどってきて産卵する…という郷愁をそそる(?)レアなカエルなんだそうです。
そしてお約束の環境の悪化による産卵場所の激減で、絶滅の危機にさらされているので、函館ロータリークラブという団体が保護運動にとりくんでいるらしい。
でも、池でうじゃうじゃ団子状になってアホのように戯れているカエルの様を見ていると、とても絶滅の危機に瀕しているとは思えないよなあ…というのはまったく勝手な私の個人的感想。
まあ色々調べているとエゾヒキガエルというのはエゾヒキガエルという固有の種ではなくて、本州にいるアズマヒキガエルっていう種と同じかも…という説がでているんだって。
個人的には函館にしか生息してないと考えるほうが有難みがありますが、一心不乱に交尾しているカエルにとってはまあそんなことどうでもいーんでしょうね。カエルはなーんにも考えてなさそうです(笑)。
函館八幡宮内にはこんな碑もありました。ありがたや、ありがたや(?)
注)エゾヒキガエルについては私が即興で調べた曖昧な情報なので情報の信憑性については自信がありません。間違いがありましたらお知らせくださいませ。