栃木発「ちゃりあん」ブログ

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山歩き2014! 初歩きは「那珂川町・高倉山」① 1月13日

2014年01月17日 21時44分21秒 | 山歩き
2014年は

黒羽の御亭山で元日を無事迎えることができた。


山は楽しい。


どんなに苦しくても


また登りたくなる。


・・・まったく不思議なものである。



いまは冬。


那須や日光は雪山であり


素人の僕では到底無理な世界。



そこで


冬の山歩きとして続けているのが

「栃木県内低山ハイク」である。



標高1000メートル以下の


低い山を歩くのである。



場所にもよるが


基本、雪はなく防寒対策さえ十分であれば


楽しく歩くことができる山ばかり。




さすがに相方さんは「山」は興味がないので


いつも「ひとり」で出かけます。


ただ意外と小心者。


だけど


変なところに無理をしてしまう。



幸い、いままで事故もけがもなく


途中で引き返したことはない。



それだけ、自分にあった「山」は心得ているつもりである。


変なところに無理はするが


「初めから無理とわかる山には登らない」


これ鉄則。



少しづつレベルを上げてゆきながらも

けっして無理な山は登らない。


自分を知ることが


山と仲良くなれるポイントとなることだろう。



今回、初山歩きに指名させていただいたのは


那珂川町・旧馬頭にある「高倉山」


標高は501メートル。



先人のブログを参考にさせていただき


登山口にはたどり着くことができたが



この山、ある意味「難所」。



場所としては



那珂川町の「小砂」と「大山田上郷」の間。


集落もあり


道路も整備されているが・・・・



冬季ということもあるせいか


舗装された林道の両脇に


硬くシナッタ木の枝が道にはみ出し


クルマをキューキューとひっかいてゆく。。。


アスファルトにはクルマが通った跡があるものの


その割には整備されていない感じ。。。




もちろん狭い道でも対向車などなく・・・



山への案内看板は一切ない。。。




何度も「通り過ぎたか」



そんな錯覚を覚えた。



・・・で


やっとこさ


登山口を発見。




広い場所にクルマを停めた。

10時46分。


気温は1℃



寒い。



空は青いが


登山道は日陰となっていて


風も強く


メチャ寒い。





ここを登るようだ。


薄暗くて


・・・怖い





では


初めの一歩。





「つる」のように伸びた木の枝が


進行方向をふさいでいる。



こんなスタート。


先行きに不安が走る。






・・・と思ったら


すぐに広くゆったりとした道に。


なだらかな坂。


でも


見えない先の不安は変わらず、顔・・・・こわばり中





正面の木の下


なにやら「札」がある。





「高倉山→」・・・らしい。


そして、また・・・





札。


でも


こちらは、何が書いてあるかまったくわからず。。。


T字。


さぁどっち?



・・・確か先人のブログには「左」と書いてあったような・・・



・・・ということで





左を登る。






道が広くなる。


登山口が狭いのに


なにゆえ広い?





登山道からの眺め。


こんな感じ。


林は手入れがされていて


人の往来はあることがわかるが・・・






10時51分。


結構歩いた感覚だが


なぜか、この先、下り????



「道、間違えた?」



急に不安になり


今来た道、戻りました。。。。






先ほどの分岐点にもどり・・・






国土地理院の電子地図と


GPS受信機をリュックから取り出し・・・


凍傷になりつつある左手に握りしめ


緯度経度を確認しながら





結局


また同じ道を進むことに。





11時ちょうど


T字にぶつかる。


先人のブログルートでは


ここから尾根を登ると書いてあったような。。。



・・・で






この尾根の端から


よっこいしょ・・・



駆け上がるわけです。






GPSにならい


東の方向へ進みます。



いつもなら暑くなってマフラーを外すわけですが


マフラーもダウンジャケットも


あまりの寒さにそのまま


木の合間から


西の横風が


これまた冷たいこと冷たいこと。。。



・・・おまけに


右の後方、崖の斜面付近から


低い声で「うぉー」

さらに土に這うササヤブを「がさがさ」とかきたてる音。。。



あわてて振り向くが


姿が見えない


いまの、何?



イノシシのようにも想像ができたが


姿が見えないので恐怖が倍増。。。



「うぉー」

絶叫し

「ここに人がおります」という、ささやかなアピールで抵抗し



その後は


小走りに冷や汗がにじむ中



尾根を山頂に向けて進みます。





11時08分。


2つ目のピークを越えたところで


「高倉山」の看板を発見。





振り向いて


2つ目のピークがこれ。


・・・???


山頂?


違うよね


だって


その先の尾根のほうが


さらに上っているじゃん・・・



・・・ということで


ダミーにごまかされずに


再び歩き出す。





登ったものが驚く「真新しい案内板」。


「なぜ、このタイミングで案内があるの?」



他に分かれ道は見当たらないけども・・・






ひたすら同じような道。





急登。


・・・で




11時11分


3つ目のピーク。


「山」?


ここ?





一応、記録。



ちなみにGPSは


まだ山頂が先、であることを示している。


緯度経度が違うのだ。





なんとなく木の合間から景色が見えた。





あれは道?


※いま確認すると電線のようですね





最後の坂を上ります。


きっと山頂があるかも。


・・・で

坂を登り切り


平らな茂みを恐る恐るすすむと・・・






あった!


11時14分。


登頂!





三角点もありました。。。



・・・・ということで


寒いなか


高倉山、登頂しました。



・・・けど


また


あの怖い道を


戻らなくてはなりません。


その模様は


また明日。


続く















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