大学生の頃
ゼミの講義において「栃木県代表」ということで
「栃木のPR」を10分くらいで話すよう、いきなり指示されたことがある。
まぁ
結果は散々で
つっこまれて撃沈のありさま。
つまり
「知っているようで地元を何も知らない」という現実を
このとき突きつけられた。
いま思えば
この時から「地元へのこだわり」というものが
強まった気がする。
「もっと地元を知らなければって」ね。

砂浜沿いに仕切られた「遊泳場」。
中禅寺湖で唯一認められた遠浅の区画。
その脇に
木造の建物が湖畔に突き出している。
足も痛い
少し座らせてもらおう。

入口からは太陽が輝く湖畔が見える。
下の階では船が修理できるスペースがあるようだ。

2階に上がり一等地からの中禅寺湖を眺める。

ズームするとカヤックの面々が。

いま僕がいる場所は
中禅寺ボートハウスの2階・展望ホールのデッキ。

いまここ。
歩行距離は21.2キロ地点。

ボートハウスは1階と2階にそれぞれ入口があり
ここ2階は
高台にある、国道120号線からの入口となっている。
入場は無料。
開館時間は9時から17時まで。

展望ホールにはテーブルがあり
休憩スペースとして使用できる。
僕は少しだけ
足をマッサージするために
休ませてもらった。

15時47分。
再び歩きます。

ボートハウス用の道路を過ぎると、再び「遊歩道」へ。

15時53分。
13番岬。
21.7キロ地点。

岬のすぐ脇には「西十三番園地」がある。
ここは西洋人が明治期に滞在した別荘跡だそうな。

きっと馬車でこの道を往来したことでしょう。
想像するとわくわくします。

ゴールの立木観音は画面左のほう。
まだ何も見えません。

ズームすると遊覧船が。

道端に「四季彩」という木の看板があったので
上の方に目をやると
「奥日光ホテル 四季彩入口」のバス停が。
もう今の僕には
わずかな段差を上る気力はありませんでしたので
そのまま進みます。。。

ようやく「大崎まで1キロ」まで来ました。
しかし
ここからの1キロは長い。
しかも大崎はゴールではないのだ。
16時11分。
22.8キロ地点。
スタートから8時間04分。
目標の8時間は超過中。
ペースは時速2.4キロ。
かなりゆっくり目。

5分歩いては立ち止まる繰り返し。
ドクターストップははるか昔に言われている状態であろう。
意識はさらにもうろうとしていた。
しかし
歩き続けるしか
答えはなかった。

再び国道に合流。
大崎・中宮祠は近いのだろうか。

すこし、おなかがすいたようだ。
道路と砂浜の間にある「大きな岩」に腰をかけて
おにぎりの残りを食べる。
国道は相変わらず渋滞している。
運転手さんが
ポツンと座る、僕を怪訝な顔で眺めながら通過してゆく。
僕は渋滞を背に
湖畔を眺めながら
おにぎりをパクついた。
1分がとても長く感じられた。
これから僕もクルマで同じ「渋滞に」巻き込まれることはわかっているのに
それでも
一人
中禅寺湖をじっとながめた。

改めていま、ここ。
16時23分。
23.3キロ地点。

湖のむこう
あの森のなかを
僕は歩いてきた。
目の前に
眠っているボートたちがいた。
ヒトはいない。
波もない。
座る僕の前に
音という音はなかった。

16時32分。
丸山バス停通過。
依然、いろは坂方面は渋滞中。
しかし
歩きよりはそれでも速い。

湖の向こう
森のなかを
僕は歩いてきた。
あんなに遠くに見えるが
いましんどいのが
その証拠だ。

急にクルマがすいすいしだした。
渋滞は緩和されたのか?
どうやら
ここでも「サグ」が原因による渋滞があったようだ。
対向車はすいすいなので
歩道がないのは危険であるが
遊歩道に比べて足が安定して歩きやすい。
あともう少しで中宮祠。
ヒトがたくさんいる場所である。
気力
気力
気力!
目標の達成は
あと少しだ。
続く
ゼミの講義において「栃木県代表」ということで
「栃木のPR」を10分くらいで話すよう、いきなり指示されたことがある。
まぁ
結果は散々で
つっこまれて撃沈のありさま。
つまり
「知っているようで地元を何も知らない」という現実を
このとき突きつけられた。
いま思えば
この時から「地元へのこだわり」というものが
強まった気がする。
「もっと地元を知らなければって」ね。

砂浜沿いに仕切られた「遊泳場」。
中禅寺湖で唯一認められた遠浅の区画。
その脇に
木造の建物が湖畔に突き出している。
足も痛い
少し座らせてもらおう。

入口からは太陽が輝く湖畔が見える。
下の階では船が修理できるスペースがあるようだ。

2階に上がり一等地からの中禅寺湖を眺める。

ズームするとカヤックの面々が。

いま僕がいる場所は
中禅寺ボートハウスの2階・展望ホールのデッキ。

いまここ。
歩行距離は21.2キロ地点。

ボートハウスは1階と2階にそれぞれ入口があり
ここ2階は
高台にある、国道120号線からの入口となっている。
入場は無料。
開館時間は9時から17時まで。

展望ホールにはテーブルがあり
休憩スペースとして使用できる。
僕は少しだけ
足をマッサージするために
休ませてもらった。

15時47分。
再び歩きます。

ボートハウス用の道路を過ぎると、再び「遊歩道」へ。

15時53分。
13番岬。
21.7キロ地点。

岬のすぐ脇には「西十三番園地」がある。
ここは西洋人が明治期に滞在した別荘跡だそうな。

きっと馬車でこの道を往来したことでしょう。
想像するとわくわくします。

ゴールの立木観音は画面左のほう。
まだ何も見えません。

ズームすると遊覧船が。

道端に「四季彩」という木の看板があったので
上の方に目をやると
「奥日光ホテル 四季彩入口」のバス停が。
もう今の僕には
わずかな段差を上る気力はありませんでしたので
そのまま進みます。。。

ようやく「大崎まで1キロ」まで来ました。
しかし
ここからの1キロは長い。
しかも大崎はゴールではないのだ。
16時11分。
22.8キロ地点。
スタートから8時間04分。
目標の8時間は超過中。
ペースは時速2.4キロ。
かなりゆっくり目。

5分歩いては立ち止まる繰り返し。
ドクターストップははるか昔に言われている状態であろう。
意識はさらにもうろうとしていた。
しかし
歩き続けるしか
答えはなかった。

再び国道に合流。
大崎・中宮祠は近いのだろうか。

すこし、おなかがすいたようだ。
道路と砂浜の間にある「大きな岩」に腰をかけて
おにぎりの残りを食べる。
国道は相変わらず渋滞している。
運転手さんが
ポツンと座る、僕を怪訝な顔で眺めながら通過してゆく。
僕は渋滞を背に
湖畔を眺めながら
おにぎりをパクついた。
1分がとても長く感じられた。
これから僕もクルマで同じ「渋滞に」巻き込まれることはわかっているのに
それでも
一人
中禅寺湖をじっとながめた。

改めていま、ここ。
16時23分。
23.3キロ地点。

湖のむこう
あの森のなかを
僕は歩いてきた。
目の前に
眠っているボートたちがいた。
ヒトはいない。
波もない。
座る僕の前に
音という音はなかった。

16時32分。
丸山バス停通過。
依然、いろは坂方面は渋滞中。
しかし
歩きよりはそれでも速い。

湖の向こう
森のなかを
僕は歩いてきた。
あんなに遠くに見えるが
いましんどいのが
その証拠だ。

急にクルマがすいすいしだした。
渋滞は緩和されたのか?
どうやら
ここでも「サグ」が原因による渋滞があったようだ。
対向車はすいすいなので
歩道がないのは危険であるが
遊歩道に比べて足が安定して歩きやすい。
あともう少しで中宮祠。
ヒトがたくさんいる場所である。
気力
気力
気力!
目標の達成は
あと少しだ。
続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます