お茶博覧会やお茶市場を見てまわると
この世界の流行が見て取れます。
そして、昨年は博覧会でしかお目にかかれなかった物が、
今年に入って身近な市場にも流れてきている事に気が付きました。
それが、日本のアンティーク帯です。
おそらく、これらはテーブルセンターに使用すると思われます。
やはり日本の織物は一際目を引く美しさです。
他にも、博覧会場では、備前焼に似た土物の茶器や
天目釉の茶器が多く、
流行りである事に気づくのに時間はかかりません。
天目茶碗はもともと中国福建省の窯で作られていましたが、
現存する実物は3,4個と言われ、そのすべては日本にあります。
現代の科学をもってしても当時の製法は解明されておらず、日本の陶芸家と研究者によって
再現方法を探っている段階です。
そして、その再現方法を中国が逆輸入する形で
現在の中国茶の世界の流行となっているわけです。
陶器も同じく、日本の焼き物に大いに刺激されて
中国茶席に新風を吹かせています。
中国と日本。文化が行ったり来たりしながら
時代が進む関係性を垣間見ることができます。
そして、この大国の大切な文化であるお茶の世界が
そのトレンドの源を日本に求めているところに
日本人としての誇りを感じ、うれしくなります。
泉翠
この世界の流行が見て取れます。
そして、昨年は博覧会でしかお目にかかれなかった物が、
今年に入って身近な市場にも流れてきている事に気が付きました。
それが、日本のアンティーク帯です。
おそらく、これらはテーブルセンターに使用すると思われます。
やはり日本の織物は一際目を引く美しさです。
他にも、博覧会場では、備前焼に似た土物の茶器や
天目釉の茶器が多く、
流行りである事に気づくのに時間はかかりません。
天目茶碗はもともと中国福建省の窯で作られていましたが、
現存する実物は3,4個と言われ、そのすべては日本にあります。
現代の科学をもってしても当時の製法は解明されておらず、日本の陶芸家と研究者によって
再現方法を探っている段階です。
そして、その再現方法を中国が逆輸入する形で
現在の中国茶の世界の流行となっているわけです。
陶器も同じく、日本の焼き物に大いに刺激されて
中国茶席に新風を吹かせています。
中国と日本。文化が行ったり来たりしながら
時代が進む関係性を垣間見ることができます。
そして、この大国の大切な文化であるお茶の世界が
そのトレンドの源を日本に求めているところに
日本人としての誇りを感じ、うれしくなります。
泉翠
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