訳あって、どうしても公開が終わる前に観ておきたかったので行ってきました。
日本が作ったホラーゲームの映画版なんですが。
一人で。
夜の回で。
席をとったら前方左右誰もおらん状態で(大笑)
……はじまる前からもうどうしようかと!!(笑うしか)
やっぱり序盤、怖かったのですが、それ以上に面白くてよかったですよ。
一番意見の合うレビューがこちらでした。
http://movie.goo.ne.jp/review/movie/MOVCSTD9101/1_18/index.html?flash=1
音楽よかった。
美術よかった。
脚本よかった。
珍しく、映画観てサントラほしくなりました。
エンディングのPV秀逸でしたよ~。
あれは欲しくなった~格好よかった~!
音だけでいいけど~!(笑)
美術もよかったです。
舞台が、恐ろしさとかおどろおどろしさももちろんあるんですが、きれいだったので、目を逸らしたい気持ちになりませんでした。
なにがきれいかと言われると、やっぱり色なのかなあ。
3つの世界の色分けがすごくよかった。
色だけじゃなくて、空間も上手だったと思うな~。
閉塞感や広大な感じが与えるギリギリの怖さじゃなくて、安心感のある空間を持たせながら恐ろしいことをやってるのが、すごく上手に感じました。
それが「きれい」に感じさせた一因でもあったのかな?
背景からいきなりどーん、という演出じゃありませんでしたしね。
そういう、驚かせて怖がらせる演出が少なかったのも好きでした。
驚き=恐怖で怖がらされるとむかつくんですよ(笑)
必要以上に、クリーチャーや少女をグロテスクにしなかったのも◎。
見てられた(笑)
や、3度くらい目はつぶりましたけど(笑)
脚本もそうですが、加減がすごく上手だったと思います、全体的に。
……そうそう、クリーチャーといえば、他のは何で生まれたヤツだか分かったのですが、三角頭はなぜ生まれたのでしょう(^_^;)
それだけ分からなかった……。
レビュー見てると、CGの評価低いですね。
あたしはあれ以上精密なCGやられたら直視できませんので、「いい感じに嘘っぽくて」よかったと思うんですが~。
そんでもって脚本、これが面白くて上手だったので「怖い」で終わらなかったのですよ。
長いぞ、語り!(笑)
でもってネタバレ満点なので、以下反転。
私的なポイントが3つあって。
なんでその恐怖に立ち向かうんだあんたは! というホラー映画の説得力によく使われる設定、「子供を救おうとする母親」。
その平凡な設定を平凡にせずに活かしたのは、女性警官だったと思います。
この人の最後の台詞が、物語の転換点に戻るんですよ。
彼女は、「娘」なんですね。
「母親」じゃない。
主人公が、さっきまで絶望してたのに、彼女に対して「大丈夫」と励ます意味のことを言うシーン(台詞覚えない人でごめんなさい……)。
仲間ができていきなり心強くなったのかい、と思われるシーンですが、主人公はここで、「守るべき娘」を手に入れた。
シャロンへの感情とあいまって、より強い意志になったんじゃないかと。
あのシーン、不自然なくらいに強調したのは、敢えてなんじゃないかなあと思います。
全体のバランスの中で、あそこだけちょっと浮いてるくらいに力強く言うんですよね、主人公が。
(そう感じたのはあたしだけでしょうか;)
あそこでの開き直りが、ゲーム調に進んでいく展開、とりつかれた様に「先にあるものを確信して」進んでいく展開に説得力を持たせたと思います。
正直、あの辺のゲーム的展開は、ゲームのお約束を知らないひとにはどうかしらと思ってたんですが、それならアリだなあと。
さらにもうひとつ戻って、彼女が主人公に手錠をかけた、町外れのシーン。
ここに戻ってみるとすでに、彼女が「母親」ではなく、「娘」として描かれていたことに気がつく。
母の娘に対する感情に対して、非常にドライ。
これは彼女、「母親」ではないですよ。
ホラーにおいては平凡な「母親」という設定を、丁寧に重ねて作りこんでたなあと思って関心しました。
またそれが、ちゃんと切ない。
一緒に脱出してほしかったなあと、見てるときは思ってたのですが、彼女は死んでストーリーに活きる存在だったんだなあ、と。
終わってみると彼女の位置づけは、非常に上手かったなと思います。
ああ、長々ぐだぐだで上手く説明できてないっ。
いいです自己満足だからっ。
あと2つ、オープニングとエンディング。
子供乗せてんのに加速して封鎖突破しちゃう母(笑)
これがすべての説得力でしたな(笑)
そしてエンディング。
「えっ、ガソリンスタンドも裏サイレントヒル?」
とか変な勘ちがいしてたらアレですよ。
お父さん気の毒すぎる……。
解釈は人の数だけあるように思いますが、結局アレッサの人格が統合されて、まだ「満足」してない、ということなんだと受け取りました。
2、狙ってるのかなあ……。
どんなに怖かろうとビビリながら行ったのですが、思いのほか面白くてよかったですよ。
しかし頭洗いながら目ーつぶるのは怖かったです(笑)
映像浮かんできちゃうのよ……しばらく安眠できないなあ(^_^;)
日本が作ったホラーゲームの映画版なんですが。
一人で。
夜の回で。
席をとったら前方左右誰もおらん状態で(大笑)
……はじまる前からもうどうしようかと!!(笑うしか)
やっぱり序盤、怖かったのですが、それ以上に面白くてよかったですよ。
一番意見の合うレビューがこちらでした。
http://movie.goo.ne.jp/review/movie/MOVCSTD9101/1_18/index.html?flash=1
音楽よかった。
美術よかった。
脚本よかった。
珍しく、映画観てサントラほしくなりました。
エンディングのPV秀逸でしたよ~。
あれは欲しくなった~格好よかった~!
音だけでいいけど~!(笑)
美術もよかったです。
舞台が、恐ろしさとかおどろおどろしさももちろんあるんですが、きれいだったので、目を逸らしたい気持ちになりませんでした。
なにがきれいかと言われると、やっぱり色なのかなあ。
3つの世界の色分けがすごくよかった。
色だけじゃなくて、空間も上手だったと思うな~。
閉塞感や広大な感じが与えるギリギリの怖さじゃなくて、安心感のある空間を持たせながら恐ろしいことをやってるのが、すごく上手に感じました。
それが「きれい」に感じさせた一因でもあったのかな?
背景からいきなりどーん、という演出じゃありませんでしたしね。
そういう、驚かせて怖がらせる演出が少なかったのも好きでした。
驚き=恐怖で怖がらされるとむかつくんですよ(笑)
必要以上に、クリーチャーや少女をグロテスクにしなかったのも◎。
見てられた(笑)
や、3度くらい目はつぶりましたけど(笑)
脚本もそうですが、加減がすごく上手だったと思います、全体的に。
……そうそう、クリーチャーといえば、他のは何で生まれたヤツだか分かったのですが、三角頭はなぜ生まれたのでしょう(^_^;)
それだけ分からなかった……。
レビュー見てると、CGの評価低いですね。
あたしはあれ以上精密なCGやられたら直視できませんので、「いい感じに嘘っぽくて」よかったと思うんですが~。
そんでもって脚本、これが面白くて上手だったので「怖い」で終わらなかったのですよ。
長いぞ、語り!(笑)
でもってネタバレ満点なので、以下反転。
私的なポイントが3つあって。
なんでその恐怖に立ち向かうんだあんたは! というホラー映画の説得力によく使われる設定、「子供を救おうとする母親」。
その平凡な設定を平凡にせずに活かしたのは、女性警官だったと思います。
この人の最後の台詞が、物語の転換点に戻るんですよ。
彼女は、「娘」なんですね。
「母親」じゃない。
主人公が、さっきまで絶望してたのに、彼女に対して「大丈夫」と励ます意味のことを言うシーン(台詞覚えない人でごめんなさい……)。
仲間ができていきなり心強くなったのかい、と思われるシーンですが、主人公はここで、「守るべき娘」を手に入れた。
シャロンへの感情とあいまって、より強い意志になったんじゃないかと。
あのシーン、不自然なくらいに強調したのは、敢えてなんじゃないかなあと思います。
全体のバランスの中で、あそこだけちょっと浮いてるくらいに力強く言うんですよね、主人公が。
(そう感じたのはあたしだけでしょうか;)
あそこでの開き直りが、ゲーム調に進んでいく展開、とりつかれた様に「先にあるものを確信して」進んでいく展開に説得力を持たせたと思います。
正直、あの辺のゲーム的展開は、ゲームのお約束を知らないひとにはどうかしらと思ってたんですが、それならアリだなあと。
さらにもうひとつ戻って、彼女が主人公に手錠をかけた、町外れのシーン。
ここに戻ってみるとすでに、彼女が「母親」ではなく、「娘」として描かれていたことに気がつく。
母の娘に対する感情に対して、非常にドライ。
これは彼女、「母親」ではないですよ。
ホラーにおいては平凡な「母親」という設定を、丁寧に重ねて作りこんでたなあと思って関心しました。
またそれが、ちゃんと切ない。
一緒に脱出してほしかったなあと、見てるときは思ってたのですが、彼女は死んでストーリーに活きる存在だったんだなあ、と。
終わってみると彼女の位置づけは、非常に上手かったなと思います。
ああ、長々ぐだぐだで上手く説明できてないっ。
いいです自己満足だからっ。
あと2つ、オープニングとエンディング。
子供乗せてんのに加速して封鎖突破しちゃう母(笑)
これがすべての説得力でしたな(笑)
そしてエンディング。
「えっ、ガソリンスタンドも裏サイレントヒル?」
とか変な勘ちがいしてたらアレですよ。
お父さん気の毒すぎる……。
解釈は人の数だけあるように思いますが、結局アレッサの人格が統合されて、まだ「満足」してない、ということなんだと受け取りました。
2、狙ってるのかなあ……。
どんなに怖かろうとビビリながら行ったのですが、思いのほか面白くてよかったですよ。
しかし頭洗いながら目ーつぶるのは怖かったです(笑)
映像浮かんできちゃうのよ……しばらく安眠できないなあ(^_^;)