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桜ゼミ 特別企画 『大東亜戦争の原因、その他』 松本公男 先生

2011-02-23 00:13:00 | お知らせ
演題 : 大東亜戦争の原因、その他
講師 : 松本公男 先生(元防衛省統合幕僚学校教官)
場所 : 護国会館 
日時 : 平成23年2月13日(日)午後2時から



今回は、栃木県議会議員増渕賢一先生に司会をしていただきました。

前半は、航空機からみた大東亜戦争ということで、技術面からのお話をしていただきました。

尾翼の重要性の例として、B-29の主翼ではなくて尾翼を攻撃すれば、すぐにバランスを崩し撃墜できた例を挙げられました。主翼は燃料タンクであり、一見弱点のようですが、セルフシーリングという弾が貫通してもタンクを覆っているゴムで自動的に穴を塞ぐ機構になっており、攻撃しても撃墜できなかったそうです。


 夜間飛行が大変危険な行為であり、基準である水平線が見えないため、ジャイロ無しで飛行すると平衡感覚を無くし墜落された方がいたそうです。そのための対策として、敵機を追跡すべきサーチライトを水平線の代わりに水平に並べさせてほしかったそうです。

 当時は物不足により、まともなオイルがなかったため、ヒマシ油を使っていたとのこと。アメリカに運ばれた日本製の機体にきちんとしたオイルとハイオクガソリンを入れたところ、680km/hの世界一の速度を記録し驚かせたそうです。

 また、B-29が墜落した場合も考えて、航路上に救出用の潜水艦が置かれていたそうです。

後半の大東亜戦争の原因では、古くは中国の羅針盤と火薬の発明が遠因だとお話しされました。満州事変、海軍と陸軍の不仲の原因は、成り立ちや文化の違い等々についても述べられました。

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