goo blog サービス終了のお知らせ 

かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

肩書きだとかブランド名だとか

2013年04月08日 | 気になる人々
モヤモヤと、アタマの中で不快に感じていることがある。


世の中には、肩書きを重要視する人たちがいる。

職業や肩書き、勤め先なんか、どーでもいい場面でも、「この人、お医者さん」なんて調子で紹介されることがある。


仕事を離れた処では、なるべく医者であることを忘れたいと思っている自分としては、勝手にバラさないでよと怒りたくなる。


医者という職業を、多くの世の中の人が思っているように、ブランドもののバッグのように扱われては迷惑だ。


しっかりとした伝統と素晴らしい技術による製品としての品質がブランドたる所以なのだ。

医者として日々、どんなふうに仕事をしているかを知らない(知ろうとしない)で、ただ医者という肩書きだけで判断・評価するのは間違っている。



あるいは、「この人、こう見えても医者です」といった含みで紹介されることもある。
医者という職業人に、いったいどんなイメージを持っているのだろうか?


先日、カルテットのリハーサルのとき、メンバーの先生方に師匠が私のことをそんなふうに紹介した。

以前、ラフマニノフのソナタを弾いたときだったか、それよりも前のことだったかは忘れたけれど、師匠に「とても医者とは思えないね」と感心したように言われたことがある。

いつか、その真意を尋ねてみないと。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春嵐は来るか? | トップ | 鈴付丸ぐけ帯締め »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

気になる人々」カテゴリの最新記事