かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

チャットで

2023年06月05日 | 気になる人々
先日、Global cello projectで知り合ったドイツ人のEwaldとしばしチャットで話をした。

週末にTonyがよくオンラインで曲についての解説をしたり、一緒に弾いてみたりする会合を開いていたが、たいていEwaldは顔を出していた。

日本時間では午前1時過ぎのタイミングなので、リアルタイムでは参加ができないが、あとで配信される録画を見てみると、活発に発言するおばちゃんやおじちゃんたちのなかで、唯一、時折微笑んでいるだけの寡黙な青年というのがEwaldの印象だった。

お友達申請してくれたあと、彼の投稿を時々目にするようになり、フレンチブルドッグみたいな犬と、大きな亀を飼っていることを知った。

春には、メッセンジャーで散歩の途中で見つけたという桜の写真を送ってくれた。

先日、私のカナダのタバコ対策についての投稿を見て、彼が「日本には喫煙者が多いの?」とチャットで話しかけてきて、しばし会話(英語)したのだった。

「僕は教師なんだけど、低所得者や低学歴の親を持つ子供の服から、タバコの臭いがすることが多いね。ドイツ人の喫煙率(男性27%、女性20%)から考えれば、高所得者層も吸っているのだろうけれど、わからないようにしているだけかな?!」

まずはドイツ人男性の喫煙率が日本とほぼ同じであることに驚いた。
日本が他の先進国レベルにまでやっと近づいたというとらえ方もできる。

そして何より、日本の教育現場で実感していることと全く同じことを、ドイツ国内で教師をしている彼が感じていることに、うれしい驚きがあった。

グローバル化を身近に感じた夜だった。

写真は20年ほど前にソウルで買った亀。
だいぶ色あせた。








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