インドはジャグラート州の鈴をつけて歩いている。
釣鐘の形をしていて、再生金属で作られている。
舌の部分は、古びた木片なのだけれど、とてもよい音が響き渡る。
現地では家畜につけているものだという。
微妙に個々で音色が違うので、現地ではその音で自分の家畜かどうかを区別するのだとか。
職場内で鳴り響かせながら歩いていると、「いい音ですね」と声をかけられることが多い。
今朝は、お掃除係のおじさんに声をかけられた。
「それは、音階でいうと、なんの音ですかね?」
びっくりした。
毎朝ごみ収集に来てくださったときに、軽く挨拶を交わしていたけれど、まさかそんな質問をされるとは思っていなかったから。
「絶対音感があるんですか?」
いや、そもそも絶対音感があるなら、わざわざ訊ねない。
「いやあ、そういうわけじゃ・・・・シ、ですかね?」
私の音感は完全絶対ではないので、すぐさまスマホのピアノアプリで確かめてみた。
いろいろな音がMIXされている響きなので、わかりにくかったけれど、B♭が一番近いことがわかった。
「いやあ、どうも。ちょっと気になっていたもんでね・・・」
いろいろな人と交流すると、こういうことがあるから、楽しいよね。
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