かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

取り去られたあとの効果

2015年02月11日 | KIMONO
日曜日のリベンジ。
今日は、キモノ日和。

黒八丈はつるっ、しゃりしゃりっとしていて、触るとひんやりするので、寒い日はちょっと躊躇するんだけど、実際に着てしまうとそうでもない。

黒に黄色だから、コーディネートによっては阪神タイガースになっちゃいそうなので、注意が必要。

今日は、しょうざんの赤系帯にしてみた。
関西巻きにすると、前帯にお太鼓と同じ黒と黄色のボーダーが入ってタイガースに近くなるので、関東巻きで赤色だけを出す。

先日、わかりやすい帯結びの本を手に入れたおかげで、角出し結びがマスターできた♪
粋な後姿が撮れなくて、ざ~んねん。


平らな一重太鼓は、躊躇することなく電車に乗ったり車の運転をしたりしているが、より立体的な角出しは大丈夫か?
でも、ぐわっと背もたれに背中を押し付けさえしなければ、いや、それでもちょっとくらいつぶれても、ちょいちょいっと修正可能なので、お出かけもOKだ。


新しい車はエコドライブ機能が標準装備されていて、停車すると1.5秒くらいでいちいちエンジンが止まる。

大きい交差点で信号待ちしているとき、周りも同じようにエンジンが止まっている車だったりすると、すごく静かな時間が流れていることに気がついた。


以前、駅伝走者の後ろを(たまたま)自転車で走ったことがあるが、あのときに似ていると思った。
車の進入が制限され、沿道にあまり人がいないアスファルトの道路。
ひたひたとランナーの足音だけが聞こえてきて、不思議な静寂だった。

「音」ではないが、震災直後、計画停電が行われた地域を車で走ったときにも、似たような静寂があった。
あるべきところから突然消えた音や光。
取り去ることで生まれる効果の不思議さ。

あらゆるものに溢れた世界だからこそ、感じられることなのかもしれない。
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