昨日は60回目の誕生日だった。
6月生まれの従姉や、9月生まれ幼友達たちは、一足先に「還暦」に。
従姉は昨晩ラインで「チーム赤パンツへようこそ!」とメッセージをくれた。
子どものワクチン接種の時に着ようと思って買ったスクラブタイプの仕事着。
結局着ないままパンデミックは終了。
派手かなと思って、職場で着るのを躊躇していたが、せっかくの記念すべきダブルバースデーなので、この日に初おろし。
院内スタッフのスクラブは、今年度リニューアルされたが、各部署ともに渋い色ばかりで、患者さんの評判があまりよくないらしい・・・
やはり、こういう明るい色を着ると、気分があがる。
終業間際に、同じ誕生日、同い年、同じ血液型の同僚、検査技師のKちゃんとともに、検査科スタッフがお祝いをしてくれた。
帰宅したら、Eが(予想通り)部屋中をデコレートして待っていた。
還暦の意味や赤がキーカラーであることをあらかじめ教えていたからか、デコレーションは赤が基調。
ドイツからわざわざ持ってきたものと、日本で調達したものが混じっているそう。
「赤いバラを用意できなかったのが、すごく残念・・・」と言っていたけれど、じゅうぶんです。
デパ地下で購入したというケーキには、私が玄関のドアを開けた際、すぐにキャンドルがともされ、スタンバイ(笑)
現代では、昔ほど還暦が長寿祝いの意味合いが薄れているとはいえ、病気や戦争、災害で若くして亡くなってしまう人も多いなか、健康でこの日を迎えられ、パートナーと一緒にお祝いできるとは、なんとも喜ばしい。
火を吹き消す前に願い事をしているときはウルウルしてきて、バースデーカードを読んでいるうちに泣けてきた。
この先なるべく健康を維持して人生を全うするぞと、改めて心に留め置いたのだった。