日本では、靴を脱いで家に「あがる」のが普通。
けれども海外でも、一般家庭では土足のまま家の中で過ごさない習慣の人たちは多いようである。
オーストリア人の友人も、子供のころから家に入るときには靴を脱いでいたという。
そういう家も増えているようで、他人の家に招待されたときは、一応靴を脱ぐべきかどうかをその家の主人に訊ねるのがマナー。
たとえ土足禁の家でも、たいていは「そのままでどうぞ」と言われるそうだけれど、特別な理由がない限りは、招かれたほうはその家の習慣にあわせて靴を脱いであがるようにしているとのこと。
友人は玄関口に室内履き用の靴下を用意していた。
革靴を履くことが多い文化では、靴下に革の色が移って汚れてしまっていることも多い。そうなると、かえって失礼と感じてしまうかも。
また、ずーっと革靴を履いて生活していると、水虫になる危険性も高まる。
実際、そういう人は多いのだそうだ。
靴を含めてトータルコーディネートしてドレスアップしているような時は、たとえスリッパなどが用意されていたとしても、靴を脱ぐぐらいなら帰りたい気持ちにさえなる。
私は股関節の持病があって、ある時期から足の爪を自分では切れなくなったこともあり、ペディキュアをするようになったことをきっかけに、1年じゅうネイルサロンのお世話になっている。
それで、かかとなどのお手入れもかかさずやるようになり、いつでも人前にさらしてもはずかしくないような足をキープできているのは、ラッキーだった。
足の手入れをきちんとすることは、ロコモ防止にもつながる。
ドイツ訪問前の週、雪が続いていたので、むかし札幌の雪まつりに行ったときに、現地で靴底に滑り止めを付けてもらったショートブーツを1足持参した。
けれども、行ってみれば雨ばかり。
布製のスリッポンを履いていかなくてよかったとつくづく思った。
次回、冬にドイツを訪れるときには、泥汚れに強くて、ドイツっぽいカッコいい靴を手に入れようと思う。
舗装されていない道を歩く機会が多いので、靴は重要なのだ。
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