CELLOLOGUE

チェロローグへようこそ! 万年初心者のひとり語り、音楽や身の回りのよしなしごとを気ままに綴っています。

サンマルティーニよりソニー・クラーク

2021年10月29日 | 今日聴いたCD



10月もあと数日になりましたが、サンマルティーニの存在もだいぶ薄くなってきたように思います。

今まで紹介したCDに加えて、ソニー・クラークのピアノで『朝日のようにさわやかに』を聴くことがあります。
この曲、朝のさわやかな気分を音楽にしているのかと思えば、微妙にマイナーな気分が入ります。実は、あまり「さわやか」ではありません。曲の経緯については知る由もないので、大人の朝だから、と勝手に解釈しています(笑)。原題は "Softly as in the morning sunrise" なので、「さわやか」よりも「そっとしておいてくれよ」というすねた気分が混じるのではないか、と。

他の曲も含めて、演奏は淡々と流れるように聞こえながら、静かに染みてくるものがあります。ジャケットのデザインのように、クールに、さらりと、さわやかに。

sonny clark with paul chambers, 'philly' joe jones. Sonny Clark Trio. Be-bop, I didn’t know what time it was, Two bass hit, Tadd's delight, Softly as in a morning sunrise, I'll remember April. recorded in 1957. 東芝EMI, TOCJ-5763.


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