CELLOLOGUE

チェロローグへようこそ! 万年初心者のひとり語り、音楽や身の回りのよしなしごとを気ままに綴っています。

晴れた日は曝書

2021年10月24日 | その日その日
今日は晴れて穏やかな日だったので曝書(ばくしょ)をしました。本の虫干しです。
虫干しと言えば、夏の土用の間にすべきもののようですが、今日だって、まあ、秋の土用だし晴れて穏やかなので悪くはないでしょう。室温19℃、湿度45%で最適です。

我が家には貴重な本もそれほど古い本もないので、数年に一度程度の頻度で勘で選び虫干ししています。ところが、地方史の講座に通うようになってからは、その分野の本を集めざるを得なくなり古い本が増えてきました。この分野の本は絶版が多く、いきおい、古書店を巡ることになります。


ところが、コロナになってからはそれも不可能になったため、インターネットで入手することがほとんどになりました。また、古書店のサイトになければ、ヤフオクなどを検索してみると意外に出ていることがあって、現在は両者が主流です。

古書は長い間書棚に晒されたり、倉庫で眠ったりしているので、経年変化が大きいものがあります。そのため、受入直後は程度に応じて一定のクリーニングをしたり曝書をしています。カビやほこりを自宅の書棚に寄せ付けないためにも必要だと思っています。





写真は、今日の曝書の様子です。手前の和本は古そうに見えますが『利根川図志』の影印本(一種のレプリカ)です。開きが悪いので、ちょっと荒業で展開しました(笑)。
窓を開けて風を通してやると、それぞれの本が呼吸をし始めたように見えるのが不思議です。

Nikon D5600 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6 G VR II


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