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チェロローグ + へようこそ! 万年初心者のひとり語り、音楽や身の回りのよしなしごとを気ままに綴っています。

テントウムシがやって来た!?

2019年12月09日 | ぼくの博物誌
今年の我が家にはテントウムシが多く出没しています。カメムシも見かけますが圧倒的にテントウムシが多数派。窓に張り付いていたり、床を這っていたり。
見つける度に優しく保護、放出していますが、それが面倒に感じるほど多いのです。

この多さは一体なぜ?こんな時季にやってくるとは、寒い冬を我が家で越冬するつもりなのでしょうか。やっと、コウモリ対策が終息したと思ったら今度はテントウムシ対策をしなければならないなんて。小さな虫とは言え(だからこそ)困りもの。もっとも、テントウムシは冬越しするものなのかどうかも分かりませんが(笑)。


一体どうしてこんなにテントウムシに好かれるのか、仮説を立ててみました。

1 いつもは野外で冬籠りするテントウムシなのだが、今年が殊の外寒いので死に物狂いで暖かい場所を探している。
2 冬になると死滅するはずのテントウムシが突然変異し長命となり、老後の生活の場所に安楽な人家を選択している。
3 薪の中にテントウムシが隠れていたか、その卵が孵化した。
4 以前から家の中にテントウムシが生息し、家の中でこっそり繁殖している。
5 いつもよりちょっと多いだけ。
6 気象変動の影響


今までテントウムシの生態については考えたこともありませんでした。家で見かけるのは、黒い背中に赤い大きな丸が二つ(写真a参照)。ちょっと危ない感じを受けます(笑)。


写真a 黒と赤斑二つのナミテントウ。

■■

インターネットで調べたところ、種類は、ナミテントウ(ムシ)(Harmonia axyridis. Asian lady beetle)と判りました。北海道から沖縄まで広く分布している「並」な種類のようです。ゆえに、紋様も多くのヴァリエーションがあるようです(写真b参照)。人間にとっては、アブラムシを食べる益虫とのこと。


写真b オレンジに黒斑点のナミテントウ。

さらによく読むと、寿命は2~3年で成虫で冬を越す、とあります。同じく一般的なナナホシテントウムシは野外で越冬しますし寿命は数か月。ということは、本件はナミテントウの越冬目的の集団家宅侵入事案で間違いありません(笑)。

そう言えば、秋ごろに窓や網戸に卵がついていたのを見て除去しましたが、写真を見ると確かに似ています(カメムシの卵の疑いも捨てきれませんが)。やはり我が家はナミテントウに狙われていたのですね。テントウムシ、恐るべし。これから続々と出てこなければいいのですが。

Nikon D500/AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G, Panasonic/LUMIX LX9


1 コメント

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その後も (isis)
2019-12-25 10:50:49
補遺です。

その後もナミテントウは減らずに毎日見かけます。その都度退去願っていますが、そうそうかまってあげられるわけでもないのでだんだん辛くなってきました。
でも、続くのだろうなあ(笑)。
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