ブルグミュラーの第1曲「素直な心」が終わって、第2曲の「アラベスク」の練習をしています。
「アラベスク」はキャラ立ちの強い曲で、ブルグミュラーの中でもよく知られている曲と思われます。
ご存知のように、アラベスクとはアラビア風のことで、私はイスラム寺院内部装飾などの細かい連続模様を思い浮かべます。曲も小刻み、繰り返しが続きます。バレエのアラベスクとは関係ないかな。
ブルグミュラー先生がどうイメージしていたか分かりませんが、まあ、トルコ風、日本風、中国風などのながれで西欧から見た幻想的風景のひとつか。あくまでも軸足はヨーロッパですね。
*
曲は単純な3部形式にコーダ付きでイ短調という初心者には容易な調、メロディーは単純な繰り返し、伴奏はほぼコードを弾くだけなので、速度を除けば易しい曲と言えます。
ところが、これを「アラベスク」らしく弾くのさえ私には現状ほぼ無理。まず、右手も左手も粒が揃わずコケまくる。伴奏のスタッカートが均一にできない。そして、全体がスムーズに流れない…
すでに世間はお盆モードですが、レッスンは休みなし。次回に間に合いそうもないような…∎
前回ご紹介した動画と比べると、わりとあっさりした「アラベスク」に聞こえます。
速度は第1曲同様♩=152(改訂版では126らしい)なのですが、私はまた100を目指します。
Burgmüller Op.100 Nº2 Arabesque | Arabesco