CELLOLOGUE

チェロローグへようこそ! 万年初心者のひとり語り、音楽や身の回りのよしなしごとを気ままに綴っています。

バードカフェ営業終了

2024年03月06日 | ぼくの博物誌
本日で冬季バードカフェのミカン提供を終了しました。ミカンの季節も終わり、昨日は啓蟄でしたし、そろそろ潮時かと。
最近はバードカフェが認知されたのか、ヒヨドリなどは近くの木の枝で待っていて、私の姿が見えなくなるとすぐに飛来するようになりました。これでは自然に反しているので、そろそろ閉店しなきゃと思い始めていました。
啓蟄を過ぎれば葉が出て花も咲き、餌になる虫も多くなります。厳しいようだけれど自然のライフサイクルに戻ってもらうほうがいいと思います。可愛い姿が見られなくなるのは残念ですが。

野鳥の恩返しなんてないけれど、場合によっては糞から珍しい草や木が生えてきたりということはあるそうです。まあ、金目のものは運んでこないし、だいたい野鳥に恩の概念が無いし(笑)。強いて言えば、彼・彼女らの行動や仕草を間近に見ることができその時間は楽しかったですね。無形の恩、かな(笑)。


今までの野鳥の姿をまとめてみました。お客様の懐かしのアルバム(笑)。

ヒヨドリは最初から最後までバードカフェの王者。最後の日も飽くことのない食欲で完食されました。下はカメラ目線のヒヨさま。





写真上から
●一瞬現れたシジュウカラの水浴び(再掲)/後日姿を見せたシジュウカラは通りすがり
●鋭い眼光で警戒するメジロ/ヒヨドリが落としたミカンを肩を寄せ合い分け合うメジロ・ペア
●ヒヨドリと入れ替わりに現れるメジロのペアはいつも一緒でした。


メジロは始終、ヒヨドリを警戒していました。一口摘まんでは周囲を警戒するという繰り返しでしたが、窓からのぞく人間にはわりと無頓着のようでした。
反対に、ヒヨドリは一応周囲を警戒しますが、自分より強いものは来ないので動きは鷹揚です。ただ、窓に人間やレンズが見えるとさっと逃げます。ただし、次第に学習したようで、離れる場所がだんだん近くなり、最近では2,3メートルの場所に一旦身を隠すという態度でした(笑)。体が大きいので脳も発達しているのかな。

最後のお客さまはやはりヒヨ様でした。雨でも来ます。食べ盡しました。
ヒヨドリ様、メジロ様、そしてシジュウカラ様も、またのご来店をお待ちしています。

Nikon D5600 / AF-S DX 55-200 f/4-5.6G ED VR II
今回の撮影にはすべて上記の望遠ズームを使用しています。ほとんどが望遠端200mm(35mm換算300mm)で使用しました。絞りはf5.6前後です。レンズが1.5倍となるのでAPS-C判の方が野鳥撮影には有利ですね。
ヒヨドリは大きいので撮影しやすいのですが、メジロは小さく活発なのでたいていブレます。野鳥写真とは言い難いのですが、撮影の勉強になりました。(撮影:24/2/19-3/4)


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