朝食はパン、卵、コーヒー・・・と欧米化している日本ですが、
諸外国と同じ食事を取っていると日本人はカルシウム不足になるんです
最近では、ダイエット飲料として有名な硬水（コントレックス、エビアン）
ですが、この硬水には軟水に比べて
マグネシウム、カルシウムが豊富に含まれている為、ダイエットに効果的なようです。
海外旅行から戻ると水道水が軟らかい事を実感するかと思いますが、
これは旅行の間、硬水で手や顔を洗ったり、硬水のお風呂に入ったり、
ミネラルウォーターを飲むことが多かったから。
とくにヨーロッパは硬度の高い水でカルシウム、マグネシウムを多く
含む水なので、洗濯をしても泡が立ちにくいと言われています。
ヨーロッパの
水の硬度は200～300以上あり、水を１日１リットル飲む習慣を持っている人であれば、1週間で牛乳ビン２本半分のカルシウムが
取れる計算になります。これは水からだけのカルシウムですから、農作物から更に
カルシウムを摂取出来るというわけです
そして、日本は火山国。 酸性土壌のため、野菜類などの農作物の水も
カルシウムが少ないのです。 ヨーロッパ産のトマトは、日本産の
トマトに比べて２０倍ものカルシウムを含むと言われています
その為、毎日、たくさんの肉や卵、チーズなどの酸性食品を食べ続けても、
そこそこ栄養のバランスが取れるようになっています。
第二次世界大戦後、日本の食生活が欧米化して、肉や卵を多く取るようになり、
戦前から食べていた海藻類、小魚、青野菜などのアルカリ性食品の摂取量が
減った為、日本人はカルシウム不足になっているのです。
同じように食べているのにカルシウムやマグネシウムが摂取出来てる
ヨーロッパ人が羨ましいですが、硬水でご飯を炊くとパサパサ、硬水で
入れた緑茶はあまり美味しくなく、基本的に和食は軟水を使わないと
美味しくないようです
