みなさん、こんにちは。
税といえば、所得税、住民税、消費税・・・といろいろありますが、
印税は本を著した著者の収入のことです。では、どうして税金ではないのに、
税という字がつくのでしょう。
その昔、本が発行される時には、著者が一冊一冊、本の奥付部分に
ハンコを押していました。 それを検印と言って、検印の数に応じて出版社は
著者にお金を払っていたのです。
この検印に基づいて著者に支払うお金のことを”税金”に例えたのが、
東京朝日新聞の編集長だった小宮山さんという人物。彼が印税という言葉を
造語したと伝えられています。 出版社にとっては税金みたいなものなので、
この名前がついたというワケです。