
はじめがノンフィクション作家殺害容疑をかけられて逃走する話。
残された婚約者がつらすぎる。幸せになれと言われても難しいだろう。婚約者が自分を助けるために臓器密輸に荷担して、その罪を隠すために5人もの人間を殺し、最後は自殺してその臓器を移植…ってあまりにも重いものを背負わされてしまった。罪を背負うくらいのつもりでなければ生きていけない。
佐木は映像を撮りまくるだけでなく、IT関係にも明るいみたいだし、かいがいしく世話を焼いてくれたりもするし、ほんと使い勝手がいいな。何よりはじめへの愛が強いのがイイネ。そういえば小説を書くのも上手いんですよね…事件をもとに小説を書くとかワトソンじゃん。
オレンジジュースのあぶり出しなんて、剣持警部が気付くとは思えない(笑)。剣持警部に宛てるならもうすこしヒントがないと。というかわざわざあぶり出しにする意味はあったのかなぁ。