ゆっくり読もうと思っていたのに、一気に読んじゃいました。大筋はアニメの通りでしたが、細かいところが違ってました。ラストはだいぶ違ったなぁ。原作の方が良かった。説明はアニメよりしっかりしてました。アニメではそういうものかと流してた部分や、納得がいかなかった部分が、原作を読むとすっと理解・納得できました。目の前の霧が晴れたような感じです。とはいえ、まだ謎は残ってますけどね。
アニメでは増やされたエピソードもたくさんありましたが、端折られていた場面や説明、セリフなんかも多かったです。大切ではないと思って端折ったのかもしれませんが、それがあるのとないのでは大違い。何気ないセリフや説明でも、理解の仕方が違ってきますからね。ありすぎて例を示せないくらいなんですけど(爆)。えーと、サムがああなった理由とか、ジョミーはただのヒッキーじゃなかったんだとか、フィシスがどう失敗作だったのかとか、ブルーが彼女を女神と崇めた理由とか、ミュウと接触すると人間がどうなるかとか、SDが何の略だったのかも初めて知った(説明あったっけ? 忘れてるだけだったらゴメンナサイ)。
とはいえ、アニメで追加されて良かった部分もたくさんあったんですけどね。原作では主題以外のことはあまり描かれていないので、アニメでキャラクターを膨らませていた部分は良かったんじゃないかと。キースとサムの関係とか、キースとマツカの関係とかさ(個人的趣味)。原作よりブルーがしつこく生きてたのはファンサービスか?(笑)。
キースは原作の方が理解しやすいですね。アニメは最後になっていきなり豹変したように見えたからなぁ。実際はそうではなかったんだろうけど、心の中が見えなさすぎたから…。
原作者の竹宮恵子さんが、アニメ化にあたって唯一希望されたことが「一般人の感覚の鈍さを描く」ことらしい(2巻の監督インタビュー参照)のですが、それはあまり達成されてなかったんじゃないかなぁ。
▼地球へ… 感想等
地球へ…@SKY BLUE
ランキングに参加しています
※「にほんブログ村」バナーはメンテナンスのため、現在、ご利用できません
最新の画像もっと見る
最近の「アニメ・マンガ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事