瑞原唯子のひとりごと

相棒 season22 第7話「青春の光と影」


再結成が決まった4人組ロックバンドのボーカルが、路地裏で亡くなっていた事件。

うーん…矢崎の耳が聞こえなくて行き違いがあったことが一因ではあるけど、それだけじゃないよね。マネージャーの激務は矢崎がやりたい放題やった結果だし、マネージャーへのあたりもだいぶきつかった。誕生日に特大ケーキと感謝のメッセージを送ればチャラになるわけじゃない。こういうサプライズって相手のためというより自分に酔っているだけに思える。特大というあたりからしても。感謝を伝えるなら普段からこまめに伝えたほうがいいと思うの。

まあ矢崎に悪気はないんだろうね。作詞の件とかきちんと筋を通してるあたりからしても、根は悪くなさそうだし。ただ他人を思いやることができないというだけ。自分がこうと決めたら絶対に譲らないし、バンドメンバーの事情もいっさい考慮せずに突っ走ってる。世界は自分を中心にまわっているとナチュラルに考えているタイプ。わたしとしては関わり合いになりたくない。

本来、バンドメンバーとマネージャーには耳のことを伝えておくべきだと思うんだよね。そうすればライブやマスコミ対応で何かあってもフォローできるし、無視されたとか行き違いもなかった。結局、矢崎は誰のことも信頼してなかったんだろうな。だとしたらせめて補聴器は家に帰るまできちんとつけておこうよ。なんで外すかな…。


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