アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

「琥珀」です

2007-11-26 | Weblog
 初心者用モデルのバイオリン、買っちゃった。

 バイオリンは「音が準備されていない楽器」と呼ばれているらしい。音を出すことがまず最初の関門らしい。音は鳴らすことはできた。が、購入の際に説明を受けてみて、手入れだけでも結構大変そうだ。

 本当に弾けるまでできるんだろうか、という前に、まず楽器を維持していけるんだろうか。

 買ったはいいが、はて、どうしたものか。


     ◇

 ソフィア・ゾリステンの弦楽四重奏がスタートだった。3年前、サントリーホールのニューイヤーコンサートで神尾さんのバイオリンを聴いて大きな衝撃を受けた。「息子にバイオリンを演奏させたい」と思ったが、あんなに素敵ならば自分ですべきだと思い直した。

     ◇

 弓の弦に塗る松脂が宝石のようにきれいだったのには、ちょっと感動した。あれが地中で時を重ねると琥珀になるのか。

 きょう買ったバイオリンには「琥珀」という名前をつけよう。いまは主の腕前によって音色は松脂みたいだが、練習と時を重ねることによって、琥珀のようなやさしい輝きを放つ音色を奏でたい。


 バイオリンのせいだ。きょうはなんだかキザだ。


 でも、「カノン」を弾けるようになるまでは頑張るつもりだ。
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