アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年)
◆4、
一九一六年の天使の出現に先だつ一九一五年の四月から十月にかけてその他に三回示現がありました。ルシアの他に三人の羊飼いの女の子一マリア・ローサ・マチアス、テレサ・マチアス、マリア・ジュスティーノが谷間の木の上の空中に何かが浮いているのを見ています。それは「透明にも見える、雪より白い雲のような人間の形でした。・・・日光のせいで少し透明になってしまった雪でできた彫像のようなー人間の形でした」。この描写はイルマ・ルシア自身によるものです。
(回想録2の110、4の316ぺージ、デ・マルキ50-51ぺージ、ウォルシュ27-28ページ、アイレス・ダ・フォンセカ119ぺージ、ガランバ・デ・オリヴェイラ51ぺージ参照)。